今回の旅はいつもの一人旅とは一味違った形をとっていました。
まずは、1週間という短期間ということ。さらに一都市にしかいかないということ。
そんなんだから、バンコクでバックパックといったらおなじみのカオサンって通りがあるんだけれど、今回の旅行ではあえてそこには泊まらずに他のエリアに泊まりました。
ついた初日のことです。まぁ、とりあえずはカオサン行くでしょ。
でも、やたら人いっぱいだし、音うるさいし…
確かに遊びに行くには楽しそうだけど、ここに宿はとりたくないと直感的に思いました。
だから、観光案内所へ。そこで、宿を聞いてみる。
オレ「なんかカオサンはうるさいし、もうちょっと静かなところに宿を取りたいんだけど…」「もちろん安くね」
案内人「なら、ちょっと北のほうはどうだろう?公園とか観光地も周りにあるし、カオサンまでも歩いて20分くらいだし…」
「しかも、国の施設が集まっているところだから治安もいいし、かなり安全だよ。」
しかし、この一言がのちに重大な事件を生むとは、まだそのときは思っていませんでした。
まぁ、観光案内のおっちゃんがオススメならそこに泊まるべってことで、言われた安宿へ。
ちなみに、この宿全然良くなかった
んで、問題の20日(水)の朝ですよ。
その日にチェックアウトして、アユタヤってところに、向かおうと思ってたんです。
朝起きて部屋のカーテンを開けて外の天気をチェ…ック ???
んんんん??
宿の前の道に戦車が止まってます。
しかも、道はバリケードで塞がれていて、軍人さんたちもたくさん。
周りではそれを眺める地元住民。
でもね、この状況見てもオレ意外と冷静。
だって、ここは未知の国タイだもの。
これが日常の光景なのかもしれないし、近くには国や軍の施設がたくさんあるから、訓練の一環とかもしれないし…。
まぁ、よくわからないままチェックアウトして、駅に向かいました。
ちなみに駅までの道のりは徒歩1時間半くらい。
でっかいリュック背負って、まずはそのバリケードの反対側に行かなければなりません。
そこで、マシンガン構えた軍人さんに交渉。
オレ「あのー、駅に向かっててあっち側行きたいんですけど…。」
軍人さんは無言でバリケードを開けてくれた。
戦車の横をノソノソと歩く。
今思えばシャッターチャンスなんだけど、さすがにちょっとビビル
その後も、軍人さんやら装甲車みたいのの、近くをひたすら歩く。
途中、大きな建物から高級車やら装甲車やら戦車が何十台って連なって出てくるところにも、遭遇。まるでパレードみたい。
この時点で、俺の中にひとつの確信が!!
きっと、国の王様とか偉い人が、どこかに移動するんだ。
この隊列がそれだ!!だからこんなに道をふさいだり警備してるんだ!!
なーんだ、そうか
でもねぇ、その一行が去った後も、軍人さんたちが警備を止める様子もないし、バリケードが解除される様子もない。
まぁ、その辺は気にせずにさらに歩く。
あるところでちょっと道に迷っていると、一人のおじさんに声をかけられる。
おっさん「日本人ですか?」
オレ(また、客引きか?)「はいそうですけど…」
おっさん「私は、読売新聞の記者なんだけど…(カードを見せる)」
「君、この騒ぎなんだかわかってる?」
オレ(新聞記者って、あんた短パンにTシャツじゃん?!)「いや、知らないっすよ」
「なんか国の偉い人が、どっかに移動とかしてんですかね?」
おっさん「????」
「クーデターが起こってんだよ!!」
オレ「くぅでたぁ?」
「くーでたー??」
「クーデター???」
このおっさん、意味のわからんこと言ってるよ。
「クーデター」って歴史の教科書で言葉は見たことあるけど、いまいち意味とか良くわからんよ。
それを、オレの表情から感じ取ったおっさんはその後クーデターについて説明してくれた。
この辺でやっと「本当の記者かも?!」って思えてきた。
んで、最後に
「いまは、何事もなく平和な感じだけど、今後何が起こるかわからないし、日本でも大々的に報道されてて、親御さんとか心配してるだろうから、早めに連絡してあげなさい」
ってアドバイスまでもらいました。いいやつじゃん、この人。
その人に感謝を述べ、駅への道順も聞きつつ、さらに先を急ぐ。
クーデターといわれて、周りを見れど、街の様子は軍人がやたら多い意外は何も変化がありません。
住民も普通に生活してるし、危険な香りは一切感じません。
だって、軍人とかベンチで座ってるだけの人たちもいっぱいいるし…
日本では、いろいろ大々的に報道されてたみたいねぇ。いろんな旅行をキャンセルしてる人も多々いたとか??!!
でも、実際バンコクにいるうちらにとっちゃ状況よくわからんし、街の様子は全く変わらんし、まーったく普通でした。
オレもそのまま、普通にアユタヤ行ったしねぇ。
また数日たったバンコクの様子も、たまーに軍人さんたちを見かけるくらいで、全然平和。
以上、クーデターの中心地よりレポートでした。
あ、ちなみに・・・
親の話によると外務省の調べでは、バンコク市内に7台しか戦車いないらしい。
おれ、歩いてる最中に最低でも5台は見たよ。ほぼ制覇じゃね?
まずは、1週間という短期間ということ。さらに一都市にしかいかないということ。
そんなんだから、バンコクでバックパックといったらおなじみのカオサンって通りがあるんだけれど、今回の旅行ではあえてそこには泊まらずに他のエリアに泊まりました。
ついた初日のことです。まぁ、とりあえずはカオサン行くでしょ。
でも、やたら人いっぱいだし、音うるさいし…
確かに遊びに行くには楽しそうだけど、ここに宿はとりたくないと直感的に思いました。
だから、観光案内所へ。そこで、宿を聞いてみる。
オレ「なんかカオサンはうるさいし、もうちょっと静かなところに宿を取りたいんだけど…」「もちろん安くね」
案内人「なら、ちょっと北のほうはどうだろう?公園とか観光地も周りにあるし、カオサンまでも歩いて20分くらいだし…」
「しかも、国の施設が集まっているところだから治安もいいし、かなり安全だよ。」
しかし、この一言がのちに重大な事件を生むとは、まだそのときは思っていませんでした。
まぁ、観光案内のおっちゃんがオススメならそこに泊まるべってことで、言われた安宿へ。
ちなみに、この宿全然良くなかった
んで、問題の20日(水)の朝ですよ。
その日にチェックアウトして、アユタヤってところに、向かおうと思ってたんです。
朝起きて部屋のカーテンを開けて外の天気をチェ…ック ???
んんんん??
宿の前の道に戦車が止まってます。
しかも、道はバリケードで塞がれていて、軍人さんたちもたくさん。
周りではそれを眺める地元住民。
でもね、この状況見てもオレ意外と冷静。
だって、ここは未知の国タイだもの。
これが日常の光景なのかもしれないし、近くには国や軍の施設がたくさんあるから、訓練の一環とかもしれないし…。
まぁ、よくわからないままチェックアウトして、駅に向かいました。
ちなみに駅までの道のりは徒歩1時間半くらい。
でっかいリュック背負って、まずはそのバリケードの反対側に行かなければなりません。
そこで、マシンガン構えた軍人さんに交渉。
オレ「あのー、駅に向かっててあっち側行きたいんですけど…。」
軍人さんは無言でバリケードを開けてくれた。
戦車の横をノソノソと歩く。
今思えばシャッターチャンスなんだけど、さすがにちょっとビビル
その後も、軍人さんやら装甲車みたいのの、近くをひたすら歩く。
途中、大きな建物から高級車やら装甲車やら戦車が何十台って連なって出てくるところにも、遭遇。まるでパレードみたい。
この時点で、俺の中にひとつの確信が!!
きっと、国の王様とか偉い人が、どこかに移動するんだ。
この隊列がそれだ!!だからこんなに道をふさいだり警備してるんだ!!
なーんだ、そうか
でもねぇ、その一行が去った後も、軍人さんたちが警備を止める様子もないし、バリケードが解除される様子もない。
まぁ、その辺は気にせずにさらに歩く。
あるところでちょっと道に迷っていると、一人のおじさんに声をかけられる。
おっさん「日本人ですか?」
オレ(また、客引きか?)「はいそうですけど…」
おっさん「私は、読売新聞の記者なんだけど…(カードを見せる)」
「君、この騒ぎなんだかわかってる?」
オレ(新聞記者って、あんた短パンにTシャツじゃん?!)「いや、知らないっすよ」
「なんか国の偉い人が、どっかに移動とかしてんですかね?」
おっさん「????」
「クーデターが起こってんだよ!!」
オレ「くぅでたぁ?」
「くーでたー??」
「クーデター???」
このおっさん、意味のわからんこと言ってるよ。
「クーデター」って歴史の教科書で言葉は見たことあるけど、いまいち意味とか良くわからんよ。
それを、オレの表情から感じ取ったおっさんはその後クーデターについて説明してくれた。
この辺でやっと「本当の記者かも?!」って思えてきた。
んで、最後に
「いまは、何事もなく平和な感じだけど、今後何が起こるかわからないし、日本でも大々的に報道されてて、親御さんとか心配してるだろうから、早めに連絡してあげなさい」
ってアドバイスまでもらいました。いいやつじゃん、この人。
その人に感謝を述べ、駅への道順も聞きつつ、さらに先を急ぐ。
クーデターといわれて、周りを見れど、街の様子は軍人がやたら多い意外は何も変化がありません。
住民も普通に生活してるし、危険な香りは一切感じません。
だって、軍人とかベンチで座ってるだけの人たちもいっぱいいるし…
日本では、いろいろ大々的に報道されてたみたいねぇ。いろんな旅行をキャンセルしてる人も多々いたとか??!!
でも、実際バンコクにいるうちらにとっちゃ状況よくわからんし、街の様子は全く変わらんし、まーったく普通でした。
オレもそのまま、普通にアユタヤ行ったしねぇ。
また数日たったバンコクの様子も、たまーに軍人さんたちを見かけるくらいで、全然平和。
以上、クーデターの中心地よりレポートでした。
あ、ちなみに・・・
親の話によると外務省の調べでは、バンコク市内に7台しか戦車いないらしい。
おれ、歩いてる最中に最低でも5台は見たよ。ほぼ制覇じゃね?