この3連戦、終わってみれば、最下位争奪戦だった、ということなのでしょう。
その名に相応しい交流戦前の最終戦になってしまいました。
まだ帰宅途中ですので、残りは後ほど書きますが、たぶん書くポイントは投打の交替タイミングかな~~。
ここからが続きです。
バファローズ戦 11回戦 (千葉マリンENJO記念館 5月18日 13:00~)
マリーンズ(4勝) 3-11 バファローズ(7勝)
(公式サイトより)
※ 詳細はこちら → 日刊スポーツ速報
【本日のスターティングメンバー】
【試合時間】 3時間12分 【審判】球審:杉本 塁審: 川口、山路、中
【投手】
(マリーンズ)
清水(右・●)、相原(右)、高木(左)、小宮山(右)、神田(右)、根本(左) - 金澤、新里
(バファローズ)
中山(左・○)、山口(右)、加藤(右) - 日高
【本塁打】 大引3号(ソロ、125m、清水)、浜中5号(ソロ、115m、相原)
【今日のマリーンズ残塁】
12 (シーズン計326/48試合・・・ちょうど1/3)
6回までは、バファローズ3安打、マリーンズ4安打の貧打・拙攻大会。
7回からは昨日と同様、千葉マリンバッティングセンターに装いを替え、きちんと点に結びつけたチームとそうではないチームで明暗が分かれましたね。 ここのバッティングセンターは、ちゃんとプロやきう選手っぽい人達が守備にもついてくれまして、(7回以降)プロらしいプレーをしていたチームとそうでないチームがございましたので、その差だった、ともいえるでしょう。
いずれにしても、他の4チームには勝てるはずがないや、と思わせる両チームの戦いでした。
マリーンズの先発投手は、清水。
初回はあっという間に三者凡退で退け、今日は好投してくれるのかな、と思わせる内容でした。 その裏にズレータのタイムリーで幸先良く1点も取りましたしね。
しかし、この考えは2回表のカブレラへの四球で変りました。 「今日の清水はあまり良くないな。」と。 5回までに3点は取られるな~と思って観ていましたが、2回は1アウト2・3塁から無失点、3回はホームランで1点は失うものの坂口の3ベース後は得点取られず、まさに粘りのピッチングをしていました。 比較的ストライク先行のピッチングが出来ていたからこそ、なんとか粘れたのだと思います。
でも、7回はもう限界でしたね。
日高にタイムリーツーベースを打たれたところ、遅くとも坂口に四球を出してしまい満塁となったところで交替すべきでした。 この時になると、清水の顔つきがすでに「なにかがおかしい・・・」という不安というか疑問の表情になっていました。 こういう時の清水は打たれます。 気が抜けているというのか、自分自身に疑心暗鬼になっている。 要は、打者に集中できていないんですね。 案の定、村松に初球をライト線へ引っぱられ走者一掃の3ベースヒット。 あっという間に4点差になってしまいました。
せっかく、坂口の前に井上コーチがマウンドに行って清水の状態を確かめているのに、四球を出した時点で交替をしなかった。 サイドスローの相原をリリーフさせることを決めていて、左打者(村松)にはあまり右のサイドスローの相性が良くないから、なんとか清水に切り抜けて欲しい、という意図だったんでしょうけれど・・・・・
信頼。 選手を信頼することは非常に大事なこととは思いますが、信頼だけで勝てるわけでもありませんから、そこを上手く勝てるようにするのが監督の戦略です。 残念ながらここのところ、その信頼に重きを置いているがために、勝てる試合・反撃できる試合を失っていることが多いようです。
ちょうど信頼という言葉を使ったので、選手が信頼に応えられなかったという、もう一つ象徴的な交替がありました。 それは、7回裏、無死1・2塁の場面での代打・竹原。
金曜日(16日)の試合でもスタメン4番に抜擢されましたが、大振りばかりでボテボテの内野ゴロか三振をしてしまい、なぜスタメンで4番目の打者として起用してもらったのか、ということを裏切るような打撃をみせていました。
それでも、昨日(17日)の試合では、劇的な逆転をして、さらにはズレータの特大ホームランが出て、相手投手が気落ちしていそうな楽な場面で代打起用してもらいました。 ここでは、粘った上に3塁線へ良い打球を放ちましたが、サード・にやけっぱなしの北川に取られてしまいました。
今日の代打の場面、7回表に一気に5点差に広げられながらも、ベニー・オーティズの意地のセンター前ヒットで無死1・2塁と、昨日の大逆転の再現も考えられる場面。 ボビーからみれば、打撃好調の金澤とはいいながら投手が左腕でしたので、左対左の選択よりも竹原の打撃力に託したのではないでしょうか。 おとといはダメダメでしたが、昨日は粘った上で惜しくもヒットにならなかった。 だから「今日こそは良い打撃をみせてくれるだろう」と。
バファローズ側は、一旦投手交替の気配をみせました。 本当ならば、ここの場面で山口に替えようと思っていたのではないかと思います。 左対右、よりも、右対右、の方が確率的には抑える可能性があったでしょうから。 しかし、バファローズは投手を替えませんでした。 恐らく「竹原なら中山で打ち取れるだろう」と思われたのではないでしょうか。
竹原もフルカウントまで粘りはしました。 しかし、結局見逃し三振に倒れました。
三振となった時の球は、たしかに際どいコースだったかもしれません。 代打でしたから、1打席では今日の主審(杉本)のストライクゾーンを把握するのも難しかったのかもしれません。 しかし、それであれば、あのコースを見逃すという選択肢はなかったのではないかと思います。 手が出なかった、というのではなく、見逃した。 この1球の誤った判断で、マリーンズの反撃の芽が非常に小さくなってしまった、と思いました。 同時に、ボビーの『信頼』に応えられなかった象徴的な場面でした。
結局、8回以降、ベニーのエラーの記録がつかないエラーだとか、2アウト満塁の場面で「ホームランコール」の圧力に応えるズレータの外角低め空振三振とか、逆に、こういう時に大塚のバットが火を噴く猛打賞とか、適度に見所(?)はありました。
良い意味で今日の一番の見所、といえば、9回表の3塁ベンチ前への飛球をスライディングキャッチした新里の守備でしたよね。
まあそんなこんなで今日で交流戦前の試合が終わりましたよ。 と同時に、144試合のうち、ちょうど3分の1にあたる48試合が終わりました。
結果。
21勝27敗。 借金6の5位。 首位と9.5ゲーム差。
幸いな事に、3位とは2・5ゲーム差なんですね。 ライオンズのおかげです。
「得意の交流戦」なんていう過去の出来事を持ち出して楽観論を述べるつもりはさらさらありません。 所詮、過去、ですから。
全く対戦相手が異なるセントラルリーグとの対戦で、何をどう変えてくるのか。 それは選手個人個人もそうですし、チームとしても同じ。 この点を注目して交流戦の24試合を観ていきたいと思います。
そういえば、8月のお盆の時期に『オールドユニフォームシリーズ』と銘打って、ロッテオリオンズ時代のユニフォームを着て試合をすることが決まったそうですね。
その時までには、せめて3位争いしてて欲しいんだけどなぁ~~~
昨日は良かったけど、今日は元の やられ に戻ってしまいました。なんででしょうか?
低調なチーム状態には結果もそのようについてくると。3連敗しなくてよかったと思うと1勝2敗ペースです。
これで交流戦を勝ち上っていけるとは、とても思えません。
交流戦は2連戦ですから、義理堅く6本柱順番でなくてもよいローテーションになるのでは?
今年の神宮では、里崎の3年連続雨の満塁ホームランは無理ですか。
7回は配球の手詰まりでしょうか、コントロールミスでしょうか。もうあまり振り返りたくもありませんが。
とにかく現状では6位のチームにもこの有様のマリーンズには、このタイミングで交流戦というのは、いいタイミング~かもしれませんね。
もう、打てなくていいから守備の上手い選手をライトに置いて欲しいです。両翼が紙ではピッチャーのプレッシャーがかかり過ぎで可哀想です。清水君と高木さんは頑張ったのに…。
それと守備が手薄になるので堀さん・ベニーさん・ズレータさんの3人はDHで一人使って後はベンチにして欲しいのですが、過去を振り返ると無理っぽいですね~
で、竹原は1軍レベルの選手ではありません。今日も相手になめられて中山がそのまま投げたのに結果として凡退したはいけません。落ちる球には極端に弱く簡単に追い込まれて凡退という悪循環が起きていますね。どうして、1軍にいるのかわからないぐらい酷いです。2軍に即降格させるべきです。(なお★さん、ボロクソに言ってすみません。)
交流戦はどうしましょうか。明日までに考えておきましょう。
3連敗してもおかしくなかったのが、1勝2敗で済んだ。というのが正確かもしれませんね。
交流戦ですけど、初戦(20日)は台風で中止の可能性がありますから、2日間空く可能性があります。2日で根本から調整できるとは思いませんが、なんとか上昇への光明を見出して欲しいですね。
N.S.ボウラーさんがコメントいただいた後に追記していますが、7回は清水はもう限界だったのだと思います。 あっぷあっぷ、とは言いませんが、なんとかピンチを作ってもギアを上げて乗り切って来ましたが、ギアを上げるときが多すぎて燃料切れ。そんな感じだと思います。
交流戦に入る、というのは、本当に良いタイミングだと思います。 全く違う相手と戦えるのですからね。 本文にも書きましたが「得意の交流戦」なんていう言葉は全く関係しないと思いますが、何かきっかけだけでも掴んで、25試合後からの残り試合を戦えるようになって欲しいと思っています。
サブロー。。。
守備面ではやはりこの穴は大きいですね~。というより、守らない選手ばかり1軍にたくさんいるから困るのですけど。。。 角中・サトケン・南。 この3人の1人でもいいから、1軍に上げておいて欲しいですよね。
確かに、DH&代打の切り札は2枚あれば充分だと思うのですけどね~。 う~ん。。。
清水は「悪いながらもなんとか粘りきった(正確に書くと、粘りきり損ねた・・・)」投球ではありました。 4・5回あたりの打線の淡白な攻撃には、本当に参りましたね。 みすみす中山を7回まで持たせることになってしまいましたから。。。
竹原は、ちょっと昨年までの塀内と同じような状況になっています。 ボビーの起用といい、その起用に対する結果といい。。。 あんな感じにはならなくていいんですけどね~~。 ファンに対しても優しいし、相当まじめに練習はしているようですから、活躍はして欲しいのですけど。。。
精一杯のプレーで今年も結果を残して欲しいものです。過去の栄光にすがることなく、今年は今年ですよね!
まあしかし、よく打たれましたね、この3連戦…。
全然勝てなかったけど(初戦は勝ちましたが)ドームのファイターズ戦、あれはいい試合だったんだなあ…
しかしあの大型連休(連敗?)ほどの気のふれようではないのでまだ救いですか。
ボビーの激は、有効期限約1日なんでしょうか…。それとも遅効性で、これから効くんですか(漢方薬みたいなの?)