今日の試合が2005年当時だったら、また「ボビーマジック」とマスコミには書かれていたのでしょう。
スタメンのオーダー。 2番センター・大塚明。
マリーンズの中ではバントが上手く脚も早い選手ではありますが、淡白な打撃が多く、日本野球として考えるとあまり2番打者向きとは思えません。 しかし、好調さというよりも「運」の強さ。 現在の大塚には「幸運」が纏わりついているとしか思えない活躍でした。
ホークス戦 7回戦 (福岡ドーム 4月25日 18:00~)
マリーンズ(4勝) 5-0 ホークス(3勝)
(公式サイトより)
※ 詳細はこちら → 日刊スポーツ速報
【試合時間】 2時間33分 【審判】球審:山村 塁審:飯塚、林、丹波
【投手】
(マリーンズ)
清水(右・○3勝2敗) - 橋本
(ホークス)
杉内(左・●1勝3敗)、ホールトン(右) - 的山、田上
【本塁打】 大塚2号(2ラン、ランニング、3回、杉内)
【盗塁】 (マリーンズ) 大塚(1回) 大塚(8回)
【盗塁死】 (マリーンズ) 大塚(5回)
【失策】 (ホークス) 松田(1回)
【今日のマリーンズ残塁】
3 (シーズン計193/29試合:平均6.56)
冒頭に書いた大塚の幸運。
その大塚の幸運に加え、リードオフマンとしての役割を西岡が果たし、清水がエースの投球をしたのであれば、負けるはずがありません。
放ったヒットは、6安打と4安打。 でも点数は、5点と0点。 安打数や点数、その数値以上に大差がついていたとも感じた試合でもありました。
明日登板する唐川にとっても、エースの投球及び打撃陣を現地で観て、非常に頼もしく感じたことでしょう。
【エース】
今日の清水の投球。
9回完投、無失点完封。 被安打4、奪三振1、与四球1、併殺2。 投球数97球。
ヒーローインタビューを聞く限り、本人としてはあまり調子が良いとは感じていなかったようですが、それでも完封をしてしまうとは。 調子があまりよくないと感じたからこそ、丁寧に攻め、かつ、無理に三振を取りに行かずに打たせて獲る事に徹したのでしょう。 奪三振1、与四球1、併殺2、そして投球数97がまさにその事を数値で現しています。 本当に素晴らしい投球でした。
また、本人は否定していましたが、明日登板の唐川に対して、「試合を作るピッチングとはこうやってやるものだ」ということを、自らのピッチングをして示したことになります。
まさにエースのピッチング、そのものでした。
【GoGo幸運】
大塚は今乗りに乗っている、という状態なのでしょうね。
結局、今日は4打席立って、ランニングホームランの時以外は全て塁上の残りました。
初回は、非常に強い当たりではありましたがサード・松田の真正面。 しかし、松田がグラブに収めることができずにはじいてしまい、出塁。 1塁ランナーだった西岡も一気に3塁まで進むことができました。 このプレーのおかげで、福浦のセンター犠牲フライで幸先良く先制ができました。
2打席目は3回。 詰まった当たりではありましたが、センターとレフトのど真ん中に落ち、長谷川と多村が激突し打球が左中間一番深いところへ転々とする間に余裕のホームイン。 これがランニングホームランとなりました。 激突がなくても、すくなくとも西岡は本塁へ帰ることができたでしょう。
3打席目はセンター前ヒットで出塁、4打席目はセーフティーバント失敗で1塁に残りました。 実は安打となっていない打席(1・4打席目)では、盗塁を決めているのです。 特に4打席目(8回)の2盗は、自らのバント失敗をカバーするだけではなく、福浦の四球及びズレータのタイムリーを呼び込む盗塁となりました。
適度に(悪い意味での)大塚らしさがありながらも、結果が全て良い方向へ進んでいます。 ここ2試合、まさにラッキーボーイ(?)でしたね。
ホークス・多村は骨折でギブスが外れるまで1ヶ月だそうですね。
北京五輪代表への復帰が厳しくなりました。 でも、あのプレーは、まだ2試合した出場していない長谷川との意思疎通ができていなかった、ということによる原因もあったと思います。 新たな選手を起用するときの怖さが出た試合、とも言えます。
マリーンズ野手陣も、このあたりは他人事とは思えないので、慎重にしっかりと意思疎通を図っておいて欲しい。 そう感じた3回のプレーでもありました。
(追記 1:45)
やはり3回のプレーは、意思疎通が図れていなかったことが原因のようです。 多村が自身のブログで書いていますね。 長谷川を責める事はできない、とは言いながらも、多村本人としても悔しくてしょうがないでしょう。 また、長谷川もこのまま、かつての栄村(ジャイアンツの吉村と大激突した)のようにならないように。。。
さて明日は唐川の1軍デビュー戦です。
かな~~り強引に作っています・・・
見た目とは異なり、かなり度胸の据わっている選手のようですが、やはり初登板であることには変わりありません。 実際にマウンドに上がったら、思った以上に緊張はするでしょう。
ですが、その唐川の緊張を少しでも和らげるだけの投球を今日清水が行い、打撃陣が相手のエースを打ち崩しました。
唐川は明日、自分の投球をすることだけに専念し、あとのことは諸先輩方々に全て任せましょう。 託してしまいましょう。
諸先輩方々は、それだけの仕事をしてくれるものと信じています。
唐川! マウンドを楽しもうぜ!!
清水97球で簡単に終わらせましたね。これぐらいの球数なら疲れは溜まりにくいと思うし次回も十分に期待できますね。本人は調子が悪いと言ってましたがそれを上手く引き出した橋本も素晴らしかったと思います。リードも良くなって来ていると感じた配球でした。
打線は相手の采配ミスにも助けられました。調子が悪い杉内を無理に引っ張った挙句に疲れが溜まり8回に捉えました。球数が多くて7回ぐらいに下げるのかなと思いましたが8回も投げさせて捕まりました。逆を言えば勝つ気が見られなかったホークスの采配でした。
明日は唐川ですがあまり変に期待せずに気楽に見守りたいと思います。昨年のイーグルスの田中みたいに餌食にされることもないわけではないので勝ち負け気にせずに思い切りよく投げて欲しいです。
清水は本当に素晴らしかったですね。 ヒーローインタビューではちょっと疲れた顔をしていましたが、恐らくスライド登板とか移動の影響が一番大きいと思いますので、おっしゃるようにすぐに回復すると思います。
橋本も日に日にリードが良くなっていますね。こちらも脱帽です!
王監督は、ちょっと悪い意味で選手を信じ過ぎなのでしょう。野村監督風に言えば、選手を大人として扱いすぎる、のかな~?
唐川はどんな結果になろうとも、今後の糧となる素晴らしい経験を積めるのですから、自分の持つ力を出し切って欲しいですね♪
相手の淡白な攻撃にも助けられたんだろうけど、調子が良くなくても97球で完投はお見事! 防御率も1点台だね
いよいよマリーンズに連勝の波が来たかな
いまは大塚がラッキーボーイ?
明日は私は録画観戦だけど、楽しく見られると信じてる
チーム状態、勢いの違いが如実に展開したゲームでした。大塚明も清水も(橋本もかな)この数年の不振をふきとばす素晴らしい活躍です。毎日努力していた結果ですよ。
今日も勝ってくれ。
試合展開的にも最高の試合でしたね。 効率の良い得点の仕方、初回の先制、3回の突き放し、8回のダメ押し。 さらにはエースがテンポ良く投げ完封。
連勝街道の順番がなかなか回ってこなかったですけど、ついに来ましたかね? まあでも、唐川にその連勝街道の責務を担わせるのもなんですからね~~
こんな展開ですから本当に応援し甲斐あります! 最高です!
マリーンズが最高潮の状態、とまでは言いませんが、確実に上昇している状況。 対してホークスは全く逆ですからね。 3月末から4月序盤に次々と故障者が出たマリーンズをみているようで、本当に他人事とは思えません。
でも勝負事に遠慮はいりません! 今日も明日と勝ってもらいましょう♪
ホークスに勝つというのは、他のチームに勝つ以上の重みがあると思ってるので…。
思いっきりホークス劣勢だった上、多村のケガで、福岡ドームがしーん…となってましたね。
で、これで今日唐川が大場をさしおいて好投したりしたら…。
イヤイヤそういうことを気にしていてはいけません。ま
あルーキーくんたち、そういう余裕はないでしょう、良くも悪くも。
今日はいい試合になりますように。
多村の怪我は・・・まあマリーンズ選手のせいでは全くないのですけどね・・・あまり良い気持ちにはなりませんよね。 さすがにライオンズ戦で大塚が使った言葉をここで書く気にはなれませんでした(洒落にならないので)。
でも、ホークスファンは、ああいう時こそもっともっと球場全体を盛り上げていってあげないと、とも思いましたよ。 チームが沈んでいるときにファンまで沈んでいてはいけません。
まあ起こってしまったことはしょうがないので、マリーンズは今日もしっかり試合をしてもらいましょう!!
ここまで見られるととてもすばらしいです。
多村の無念さが直接つたわりますね。泣いてるね。
長谷川は責められない、自分の分まで活躍しろというコメント・・もらい泣きしますよ。
多村のブログ、ちょっとグッとくるものありましたよね。怪我した当日にわざわざエントリーしてくれた事自体も、ホークスファンの方々(及び長谷川)は少し安心した事でしょう。本人から直接言葉が聞けるのですからね。
マリーンズとしては全く非はないので、今日はしっかり勝たせてもらいましょう!唐川のためにも。