持続する夢

つれづれにふと気づいたことなど書き留めてみようかと
・観劇生活はえきさいてぃんぐに・日常生活はゆるゆると

夢見心地

2005-12-08 00:56:08 | 演劇:2005年観劇感想編
鹿賀丈史さん主演の『ジキル&ハイド』を、無事観劇。いつもと違って、タイトルが演目名でないのは。このあと、グダグダになるのがわかりきっているため(笑)。
今回で再々演になるというのに、やっと初見。今日の観劇決行のために、やったよ!根回しを!! 安いチケットだと、仕事に流されてしまうので(←それもどうよ)。事前に12,000円を、アピールしたりなんぞしながら(←案外効いたなぁ)。そして、最後の駄目押しは。大阪からやって来た同僚を、人身御供に差し出して逃げ出すという(←人)。。

そんなこんなで駆けつけた日生劇場(←祝・初入場)は、とっても素敵な空間。広々としたロビーは、談笑するに充分で。ひとりでいることを、久しぶりに寂しく感じるほどで。
そして舞台では、鹿賀さんが! 歌ってる!! いや、当然なんだけど(笑)。あんまり、久しぶりでーっ。それだけで、泣きそう。。彼を知ったのが、年端も行かない小娘だったころで。初恋をもっていかれた(?)人なので。いまだに、姿を観るだけで気分が昂揚する。上演の最初から最後まで、どきどきそわそわ。心中、落ち着かないったらない。
色つきの水(←設定:薬品)を飲み干すにあたっては、そんなもの飲んじゃ体に悪いってば! と止めたくなり。「しょっぱい」とのつぶやきに、お砂糖をもって走りたくなり。。彼らに近づく女性には、もれなく妬いて。。

こんな視点で見つめていても。演目の完成度は、すばらしく。だから、感想らしい感想は、落ち着いたころに改めて。これは、やばいね。東京に住んでなくて、良かったかもしれない。これは、もれなく通う。正統派ミュージカル、ならではの。オーケストラの音色の厚さや、アンサンブルの揃い具合が心地よく。なにより、主演の技量(←結局、ここ♪)。二重人格の演じ分けは、とてもくっきりしていて。そのどちらも魅力的で、、夢見ごこち。

いまから、残した仕事をやっつけます。帰れる空気を演出してくれた友、ありがとぉなっ。 ・・・ここのこと言ってないんだった。明日、ちゃんとお礼を言おう。


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