断捨離とは

最近テレビでよく見るのは「断捨離」をテーマにした番組
登場する人物はだいたい見るも無残な家の中になっている
こういっちゃ悪いが欲の赴くまま物を買い
もったいない、あるいはめんどくさいの気持ちのまま
あらゆるものが家の中に転がっている

これを先生と呼ばれる方がアドバイスをして当人にかたずけさせる
一週間ほどたってBefore after、見事に整理され物がなくなり
一同驚き、パチパチパチ

しかしねぇ．．．
たぶん．．．
思うに．．．

一か月もすればだんだんともとに戻ると思うな
これ、物を買うとか、散らかしたままになるとか、捨てられないは
個人の性格なんだよな
教えられて治るものではない

ゴミ屋敷の住人がそうだ
いくら周りがかたずけてやっても、またすぐもとのゴミ屋敷に戻ってしまう
これとおんなじ

自分は根本的に物を持つのが嫌いな性格
何かひとつそのものがあれば同じものは買いたくない
もし買わなければならないときは、いま持っているものを捨ててから買う
同じ目的のものが二つ以上あるのは嫌なのだ

それと物は出したところに必ずしまう

出しっぱなしには絶対しない

いやできない性格なんだな

昔小さな紙のクリスマスツリーにホウ酸水をしみこませて

紙のツリーの先っぽにホウ酸の結晶の花が咲くおもちゃがあった

それを誰かにもらってホウ酸の結晶ができたクリスマスツリーを

スチール本棚の上に置いていた

一年ぶりにやって来た友達が、一年前とおんなじ物がおんなじところに

そのままの形で残っていたのでとても驚いていた

アインシュタインの話でこんな話がある
アインシュタインは洗顔せっけんがちゃんと用意してあるのに

それは使わずそれとは別のいつも決まった石鹸で顔を洗っていた
奥さんが「顔は洗顔せっけんで洗ってください」といったら
「僕には石鹸が二つあるということが難しいんだ」
といったそうな

それとおんなじだな
お、俺はアンシュタインか？