Going a Traveling ~一人旅~

野球・旅好きの学生がおくるブログ

【ギリシャ No.17】8/20 船旅 パトラ⇒バーリ

2011-11-11 10:09:45 | ギリシャ

●またまた右往左往


まずはチケットの切り替えをしてもらう。



superfastフェリーのオフィスへ向かう。


そこで予約の旨を伝え、乗り場などを案内してもらった。



歩き方にある乗り場ではなく、新しい乗り場になったそうで、バスで向かうことを説明してもらった。



バス乗り場を聞き、そこへ向かう。



大通りなのだが、バス停に行くと、運転手か、制服を着たおじさんが居たので、「ここに行きたいんですけど」と港を指差した。



そしたら「ここではない」と言われ、「あっちだ」と言われたので、そちらへ向かう。




そちらへ向かうと、バスターミナルであった。



「あれ?ここでいいのかな?」と思い、案内のところへ行き、前と同じように場所を聞いた。



そしたら「ここではない。200m先のところだ」と言われたので、そちらへ向かうと、おじさんが居た場所だ。



しかしバスが通る気配がない。「これはおかしいな」と思い、またバスターミナルへ戻った。




タクシーで行く覚悟もしつつ、フェリーの時間まで余裕があるので、焦らなかった。




とはいえ、早め早めの行動をしたいので、一応バスターミナルでバスを待つ。



周りを見ていると、同じようにバックパックを背負った人が同じところで待っている。

アテネ行きのバスに乗る気配もないので、「彼らも港へ向かうのだろうか」と思っていた。



そしたら近くにカップルのバックパッカーが立っていたので、「港へ行くの?」と聞いてみた。



すると「Yes」と返ってきたので、「バスで向かうの?」と聞いた。


また「Yes」と返ってきてそのあとに「ここから向かうんだ」と付け足してきた。




よかった。。。



バスターミナルでいいみたいである。まずは一安心。



5分後、新港行きの路線バスが到着した。




●フェリー乗り場で



5~10分ぐらいで港に着いた。



まずはオフィスでチケット発券だ。パトラのオフィスでは確認までであった。




アンコーナとバーリで窓口が違うので、バーリの窓口に行く。



変な緊張感を持っていたのだが、何でかはわからない。



アンジェラ・アキに似た女性が相手をしている。


スムーズにチケット発券、出国税などは元の代金に含まれているので、この場でお金を払うことはない。



「B乗り場から出発よ」と言われ、乗るまでの2,3時間はそこらへんで待機することにした。



コンセントがある場所を見つけて、地べたに座り、ブログの下書きをした。




イタリアのガイドブックを見ながら、気分を高めていると、2時間経った。




●いざ国際フェリーへ!



パスポートをチェックされ、外へ出る。







目の前には国際フェリーが。



「もうイタリアか!」と気分は高まる。



乗り込もうとするが、16時からなので、10分ほど待たされた。



10分後、5人の先客と共に乗りこむ。



自分はデッキなので、外か内のロビーみたいなところだけだ。



エスカレーターで上がり、ロビーみたいなところに入ろうとしたら、止められた。



「大きい荷物は外に置いてほしい」とのことだ。



仕方がないので、角にある場所にバックパックを置いた。そこには先客の女性2人のバックパックも。




ワイヤー等でつなぎ、ダイヤル錠でロックをかける。




デイパックで中に入り、席を探すが、コンセントが近くにある場所がいいので、下を見ながら探した。



そしたら1人のウェイターさんが「ここにあるよ!」と教えてくれた。




無言であったのだが、よくわかったものだ。「ここしかないの?」と聞くと「そうだ」と答えた。



確かに席の近くにあるコンセントはここだけである。



「ラッキー!」、そう思いながら席に座る。




●苦痛な15時間



バーリまでは15時間、待ち時間を含めると17時間だ。



まずはパソコンを開く。







ブログの下書きなどしていた。ネットはお金を払えばつなげるので、却下。



最初はこの調子でやってたのだが、パソコンを見ているのも疲れてくるので、お休み。



歩き方もそろそろ見あきたので、寝るなどしていたが、時間が全然進まない。




おまけに船内も寒い。毛布1枚あればいいのだが、それはないので、寒いのに耐えながら、いた。




ようやく日も暮れた頃、客がまた入ってきた。



どうやらギリシャの他の街にも停まるらしい。僕の周りはそんな占領されることはなかったのだが、椅子席で寝るのは苦痛である。


それより疲れが取れない。



気分を変えようと、食堂へ向かった。








やはり高い。


水はたっぷりあるので、飲み物には困らない。



ここはセルフで好きなものをショーケースから選べる。


お肉は高いので、一番安い6ユーロのパスタを頼んだ。




茹でたパスタにトマトソースをかけただけ。


チーズやオリーブとかはセルフである。



全く期待していなく、一口食べる。


「どうせロドスと同じなんだろう」と思っていたが、










・・・うまい





これはいける




温かいのでおいしい。



6ユーロではあるが、おいしい。チーズとオリーブの味付けもよかった。



ペロリと完食し、食べた皿を片付けたら、ウェイターにかなり感謝された。



「なんでだ?」と思っていたら、他の客は食べた皿をテーブルに置いたままみたいだ。これが普通のスタイルであるみたいなのだが、日本人の僕からすればそういうことはないので、片づけた。



日本人はここで得している。しかし「郷に入ったら郷に従え」を徹底するため、以後気をつけることにした。





空腹を満たして、席に戻り、また寝た。この時点でかなり疲れている。




睡眠。




目を覚ますと、空は明るい。










ちょうど太陽が出てくるところであった。


海で見る日の出。フェリーだからこそ、こういうのが見えるのであろう。



風に当たりながら、遠くの太陽を見ていると、旅の良さを感じさせてくれた。



「まだまだ続ける」、そういう気持ちにさせてくれた。




「旅してるなー」、そう思いながら、席へと戻った。





空も明るくなったが、到着予定時刻になっても、アナウンスなど何もない。



遅れているようだ。1時間以上も。


他の客も準備をしているので、僕も準備することに。



バックパックを持ち、出口への階段近くにいた。



しかしそこから1時間ほど船は走り続ける。




これにはイタリア人も痺れを切らしたのか。



「早くしろ!」みたいなことを言う。



しまいにはブーイングなど。中々面白い、思わず乗ってしまった。




そしてバーリ到着。



ドアが開いたとき、拍手が起きた。日本では味わえない経験。




外へ出るともうそこはイタリア。



19時間ほど船に乗っていたことになったが、イタリアに降り立ったとき疲れが吹っ飛んだ。




これからの期待を持ち、歩き出した。






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