TTの日々雑感

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菊竹清訓・都城市民会館の存続

2007年11月23日 | Weblog
【菊竹請訓・都城市民会館】
1966年完成の菊竹清訓の不朽の名作、
都城市民会館は解体の危機にあったが、
関係者の努力により存続の見通しが立ったようだ。

海上都市アクアポリス、樹状住居ソフィテル東京など菊竹の記念碑的建築は
すでに解体されてしまったが、最も古いメタボリズムの記念碑的建築だけが
存続することに成功したのだ。
2度と造れない建築がこの世に残ることをなにより喜びたい。


【宮崎日日新聞】2007.11.17の記事より(下掲)
『“民学共同”の場に
存続祝い市民会館秋祭り

南九州学園への20年間無償貸与が決まり、存続する見通しとなったことを祝う
都城市民会館の秋祭りが、同市八幡町の同会館で11日あった。
約500個の風船を同会館周辺に飾るアートイベントには約百人の市民が参加。
同会館の再生利用を考える会代表の黒木文雄さん(70)が「市民会館を残すため、
これからも皆さんのお力添えをお願いしたい」とあいさつ。記念撮影の後、
風船を空へ飛ばした。
続いて近くの市総合福祉会館で「どうする?みやこのじょう」と題したシンポジウムを開催。同会館を活用した街づくりをテーマに、黒木代表や元宮崎公立大学教授の田中薫さん
(66)=宮崎市=らパネリスト4人と、建築ジャーナリストの磯達雄さん(44)
=埼玉県=ら特別ゲスト4人が意見を交わした。
「市民団体の事務局を入れてほしい」「設計者である菊竹清訓さんに関する博物館を
会館内に設けてみては」などといった提案が出され、黒木代表は「市民会館が
“民学共同”の場になれば」と期待していた。
【宮崎日日新聞】2007.11.17』

(参考)http://www18.ocn.ne.jp/~symbol/index.htm

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