発毛治験報告書

あれから5年。ついに「禿」として生きていく覚悟を固めた不惑男の徒然。

薄毛ブログのいろいろ

2005年11月08日 | 薄毛考察
 薄毛はマイノリティとは言えず社会的に擁護もされない。故に「笑い飛ばされてもいい」存在である。私を含め、カミングアウト系の薄毛は、だから「薄毛」を笑いのネタにする。当然、薄毛ブログを立ち上げている先人達も大勢いるだろう。少し調べてみた。
 薄毛をネタにする薄毛、それに共感する薄毛、それを笑う薄毛、ウヨウヨいるではないか、ネット世界を鞭毛運動で彷徨う薄毛どもが。
  これらの中で「ハゲの人に勇気を与えるサイト」が最も人気の高いサイトだろう。私が当ブログで触れてきた「希望」の話や「ショーンコネ リー」の話など、共通する話題も多い。しかし、私のブログと異なり、このサイトからは加齢臭が漂ってこない。育毛に対する執着や脱薄毛のモチベーションの 高さが結果として「意欲満々の若々しさ」に繋がっている。育毛グッズも「カロヤンガッシュ!わたしも!」みたいな完全に一線を超えた向こう(こちら)の世 界のグッズではなく、スマートな無添加シャンプーである。泥臭さがない。このサイトの主旨はタイトルにある「ハゲの人に勇気を与える」のではなく、実は 「ハゲの世界からフサの世界へ。私はハゲを卒業します、さよならハゲども」という内容に近い印象を受けた。だからといってこのサイトを否定するつもりは毛乳 頭ない。
  「ハゲても明るく」は健気で好感が持てる。とても軟毛とは思えない真っ直ぐさがある。そして若々しさがある。前出の「ハゲの人~」よりもさ らに若々しくて個人的に腹が立つ。まあ、「お互い頑張ろう」という気持ちはあるが、「きっと進行の程度はまだまだ序の口なんだろうなあ」という引け目も ぶっちゃけ感じる。治験説明会で会ったハリネズミ君的な匂いが少々するのだ。
 「こも・えすた・うすて?」は、 カミングアウト系の最高峰と言っても良い。写真を完全にオープンにしているところが、同じ薄毛として驚嘆に値する。育毛など歯牙にもかけないところも潔 い。私の往生際の悪さがこのサイトとの比較において際立ってしまう。ラリオス氏はきっと女性にモテる人なのだろう。あやかりたいものだ。
 薄毛の種類もブログの数も星の数ほどある。悩みは一緒、毛根の数も一緒、と割りきって、私もすべての薄毛サイトを全面的に支持しようと思う。「頑張れ、全国のウスラハゲブロガーども!」

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