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どねーぶにっく

「どねーぶにっく」とはブルガリア語で「日記」を意味します。その日にあったことなどを徒然なるままに綴ります。

ソフィアの地下鉄(続報)

2009-09-14 20:25:30 | дневник
前回、ソフィアの地下鉄が伸びたお話を書きましたが、どうやら1駅区間ではなく、ムラドスト1(Младост 1)まで延長したようです。失礼しました。

ところで、地下鉄が走っている、ドラガン・ツァンコフ大通りはムラドスト方面から中心に向かって来て、テレビ塔を過ぎると急な坂を下るわけですが、kopitotoの関心は、この地下鉄がどこから地上に出てくるのかと言うことでした。

結局、インタープレッドから先、ムラドスト方面が地上を走るのですね。

何でも現地の友人の話では、地上を走りながらも覆いの中を走るらしく、美しいヴィトシャ山の景色は見ることが出来ないとか。

Жалко е!

ソフィアの地下鉄

2009-09-10 14:42:14 | дневник
「スヴェティ・クリメント・オフリツキの駅が開業したよ。これでリューリンからムラドスト方面まで25分足らずで行けるようになった。本当によかったよ」

ソフィアの地下鉄がまた一駅分伸長し、その日にソフィアの友人から喜びのメールが届いた。ソフィアの地下鉄は1960年代頃よりその建設計画があったのだが、街が古いため、地下を掘ると遺跡にぶつかり、建設が難航。その上、社会主義の崩壊による予算の縮小で、建設が遅れに遅れていた。実際に地下鉄が部分開業するのは、1998年になってからのことだった。その後、着実に区間を伸ばし、2000年にはソフィアの街の中心まで到達。現在は街の西部を中心にオベーリャ~セルディカ間で営業していた。今回延伸したのは、セルディカ駅からさらにソフィアの中心街の地下を通り抜け、東側のソフィア大学までの区間で、ボーリング作業が一番難しい区間と言われていた。この区間の工事には円借款が使われていたと記憶する。現在のこの地下鉄1号線はソフィアの東側に位置するムラードスト方面に延びる予定で、計画では2014年の完成。路線は途中で分岐し空港まで行く路線も開業予定でこちらは2013年の完成を見込んでいる(空港から街の中心へのアクセスが楽になりますね!)。ソフィアの地下鉄は3号線まで計画されていて、完成するのは2080年以降と聞いたことがある(←聞き間違いではありません)。なんと遠大な計画!もっとも、最初の掘削から数えて30年目にしてようやくこのソフィア大学前までの開業なので、完成が2080年と言うのも頷ける。Ей, българска работа!!

友人が送ってくれた携帯の写真はちょっとピンボケですが、地下鉄の車両も綺麗になったようです。この車両、白地にブルーのラインが入っていますが、他にも白地にオレンジのラインが入った列車もあります(全部で何種類あるのだろう??)。駅舎もソフィアじゃないような美しさ(笑)。

ただいま物価上昇中

2007-09-08 20:58:10 | дневник
ブルガリアの物価が上がっているとはブルガリア人からよく耳にするが、一体どのくらい値上がりしているのかは、さすがに日本にいてはあまり実感がなかった。

ところが、昨日、ブルガリアから航空便のメールが届き「えっ!」と思ってしまった。先日ブルガリアに帰国した友人が地方の町から送ってくれたものだったのだが、その封書には2レヴァ以上の切手が貼ってあった。さすがの私も、郵便料金のあまりの高さには驚かされた。日本から送ったほうが断然、安い。

ちょうど同じ日(日本時間では今日だが…)。ブルガリア時間夜8時の国営テレビニュース番組で、8/28-9/3の間の物価に関するリポートが取り上げられていた。

「消費者保護委員会」がブルガリア国内15都市における基本食料品価格の動向を調査し、鶏肉、カシカヴァール、豚肉の最低価格が先週、依然として高騰し続けていると発表した内容だ。

鶏肉の最低価格は80ストティンキ、カシカヴァール「ヴィトシャ」は50ストティンキ、豚肉は40ストティンキ、それぞれ上昇したらしい。

パンの値段も上がり続けており、2週間前に69ストティンキだった白パン700gは最低で84ストティンキで、高いところだと1レヴァに達しているとか(平均は92ストティンキ)。一般的なパンとして売られている「ドブルジャ」でも最低77ストティンキ、最高で99ストティンキ。平均は87ストティンキで販売されている。

主な品の価格は次の通り(最低価格:最高価格:平均価格の順)。
 ヨーグルト  0.60:0.80:0.68
 カシカヴァール「ヴィトシャ」 9.49:12.50:10.33
 卵      0.20:0.25:0.23
 骨付き豚肉  5.80:8.50:7.33
 骨なし豚肉  7.00:10.00:8.41
 ソーセージ  3.10:4.49:3.95
 ひまわり油  2.65:3.09:2.76
  ※貨幣単位はレヴァ表示(1レヴァ=100ストティンキ≒90円)。

ホントにブルガリアの物価、上がってますね。モノによっては、日本よりも割高感を感じます。

source: ブルガリア国営テレビ消費者保護委員会

ブルガリアのビスケット

2007-09-02 17:46:54 | дневник
先日、ブルガリア人の方々とお仕事をした際に、いただいたビスケット。ヴェリコ・タルノヴォの”Престиж 96”という会社の製品で、ミルク味とココア味の2種類をいただいた(ほかの味もあるのかは不明)。”Роден край”という商品名。「故郷」「ふるさと」そんなネーミングだが、日本だったら差し詰め、「おばあちゃんの味」とか「お袋の味」といったところか。割とさくさくしていて、日本人にも合いそうな味だった。

体温よりも暑いブルガリア

2007-07-17 16:06:14 | дневник
新潟県中越沖地震については、つい先ほど(ブルガリア時間今朝)のブルガリア国営テレビ(Канал 1)のニュースでも報じられていました。被災者の皆様にはお見舞い申し上げます。

今日はソフィア大学の入試のうち、歴史科目がつい今しがた、8時(日本時間で14時)から始まったようです。この季節の風物詩。中庭で待つ、付き添いの親御さんの姿やインタビューが紹介されていました(←現地9時台のニュース)。

論述式ですから、書くほうも必死でしょうが、採点する方も大変ですね。私も目下、学生さんから提出してもらった力作のレポートを採点中。採点に頭を悩ませています。

今日のブルガリアは、軒並み30度を越える暑さだとか(天気予報によれば、ソフィア:33度~ヴィディン:39度)。今日のドゥーマ紙の1面トップ記事も「恐ろしい暑さ」がテーマでした。まだまだひどい暑さが続いているんですね。

「エントロピーの法則」は書棚にも当てはまる

2007-05-04 23:00:55 | дневник
私が非常勤でお世話になっている大学では、今春、多くの先生方が退官された。それを前に、いろんな先生方から貴重な書籍をずいぶんといただいた。私自身、時間がなかったため、いただいた書籍は、我が家でうず高く積まれ、どの本がどこにあるのかすらまったくわからない状態だった。

さらに追い討ちをかけるように、日常生活の中で必要とする本を書棚から引っ張り出しては、机や床に置きっぱなしにしたり、違う棚に入れたりしてしまうため、それまで存在していた本までがどこかへ消えてしまう始末。ある程度分類して配置しておいたはずだった本が、ふと気付くと、何でここの棚にあるの?と別な棚にまぎれていることは日常茶飯事。

作家の夢枕獏氏は、2か月、3か月と時間を経るうちにだんだんと書物は混ざり合い均一になっていく、とある本の中で語っていた。物理学には、世界が均等になっていく「エントロピーの法則」と言うものがあるそうだ。つまり、温かいものと冷たいものを左右に分けて入れると、次第に混ざり合い、やがて同じ温度になることを指し、同氏の書斎でも、同じことが起こっているらしい。放っておくとエントロピーが増大し、無秩序の度合いが増大していく、と。

まさに我が家でも同じ現象が起きている。参考にしたい書籍が必要なときに見つからない。このままでは、さすがに作業ができないのでマズイ。さらに放置していくと我が家もエントロピーに席捲されてしまう。せっかく本を下さった先生方にも申し訳ない…。思い立ったが吉日。今日、部屋の本を一気に整理した。

いま、周囲を見渡すと、ある程度、整然となり、整理がついた様子が伺える。しかし、本の置き場に何か納得がいかない。しっくりこないのだ。まっ、追々使っているうちに置き場も淘汰されていくことだろう。

とらばんと

2007-05-03 23:28:09 | България
『トラバント』と言う名の車をご存知だろうか。

旧東ドイツで製造されていた小型車である。車体が「紙」で出来ているらしく、一時期日本でも話題となったことがある。

1990年代のブルガリアでは、このトラバントが跋扈していた。熊のような図体の大きいブルガリア人が窮屈そうに、ちっちゃなトラバントに乗っている姿はとても愛くるしい光景であった。

今朝、ブルガリア国営ラジオで流れていた、リスナーとのトークの中で、この「トラバント」が話題となっていた。

インタビューに答えていたリスナーは女性で、トラバントの持ち主。今でも愛用しているとのこと。

アナウンサー:今でも現役なの?
リスナー:  えぇ、そうよ。女性が買い物とか行くときに
        便利な車よ。だって、小さいから小回りも利
        くし女性向きよ!
アナウンサー:トラバントはスピード出るの?
リスナー:  えぇ、100kmくらいまでなら大丈夫じゃない
        かしら。
アナウンサー:そんなに出るの?
リスナー:  以前、150kmくらい出したこともあるわよ。
        200kmだっていけるんじゃないかしら。

だんだん話しが誇張されていく…。
おぉ、ブルガリア人よ!
あなた方の針小棒大さには頭が下がる。

ちなみに「トラバント」を、二人は「トラバンチェ」と言って、可愛らしく呼んでいた。

この女性リスナー、高速道路などで、気が大きくなると120km以上のスピードを出したりし、一般道で、気が乗らない時などはゆっくりと走ったりするんだとか。「乙女心」のような運転は、ドライバーに禁物って教習所で習ったでしょ?とアナウンサーにたしなめられる場面もあった。

運転は『人命第一』でお願いします。

継続クラスのスタート

2007-04-10 23:24:18 | дневник
今日から語学学校で社会人を対象とした新しいクラスがスタートしました。継続して受講してくださる皆様、ありがとうございます。今期もよろしくお付き合いください。

また、今回は新たに2名のニューフェイスが登場。楽しく授業を進めていけたらと思います。お二方、どうぞよろしくお願いいたします。

受講生の皆さんの学習動機(モーチベーション)はさまざまです。受講生の皆さんは、一日のお仕事を終えてから参加されています。その姿には本当に頭が下がります。彼らの熱心な姿を見ると私もいっそう襟をただしたくなります。

今回は初めての試みとして…。
時間のない中、やりくりして参加してくださる受講生の皆さんに、テクストに沿った音源をお配りしようとオリジナルのCDを作成しました。当日まで受講人数がわかりませんでしたので、多少はあまるかなと思ってCDは多めに作っておいたのですが、予想以上の受講人数に全部なくなってしまいました(もちろん、無料配布。講師の自前です。受講料には含まれていません…)。

先週末、悪戦苦闘してCDを作成した甲斐がありました。
あとは、受講生の皆さんがこのCDを活用して、語学力をいっそう磨き上げてくれれば万々歳です。

今週から本格的に始動

2007-04-09 10:56:41 | дневник
大学の前期授業が今日から始まりました。
とは言っても、私の場合、火、木、金が各大学への出講日ですので、今日は語学学校での授業のみです。

これまでは主にロシア語を専門とする学生を対象に授業を担当してきましたが、今年は全学対象の共通科目もあります。どのような学生の皆さんとの出会いがあるのか、今から楽しみです。

今年度は、新規に担当する科目が合計で5つほどあります(それに、語学学校の新しい講座も入れるともっとあります)。授業によっては教科書がなく、教材を手作りしていきます。

どうすれば学生の皆さんが専門科目を理解してくれるか、どのような教材を用意すればよいのか、自問自答する日々です。

挙句の果てには、自分自身があれもやりたい、これもやりたいと欲張りすぎているせいか、準備が間に合わない!と一人で焦っている今日この頃です。

本を大量に処分する

2007-02-09 23:45:19 | дневник
現在私が勤務する大学のS先生が今春、退官されるため、S先生の要らなくなった書籍をN先生と三人で、処分しました。

大学に寄贈する書籍の一部は先週、既に図書館へ行き、スラヴ関係の重要な書物は、スラヴ東欧センターに。私が欲しい本は私の手元に(笑)。

そして、「雑本」とS先生が言っていた書籍は写真のように処分することに。数百冊はあると思います。何十年もかけてS先生が蒐集されてきたこれらの書籍が、一瞬にして古紙回収の対象になるだなんて!

あぁ…。もったいない。

S先生の研究室、だいぶ片付きました。部屋の中で先生とお話しをすると、モノが何もなくて、声が響くほどです。

かれこれ15年近くお世話になっている先生が、いよいよ退官となると、なんとも寂しいです。

ちなみに、S先生といえば、ロシア語を勉強したことのある人であれば、必ず1回はこの先生の書籍を目にしているのではないかと思うほど、ロシア語学の発展に貢献されてきた先生ですが、実はブルガリア語についても造詣の深い先生です。

今日の富士山

2006-05-04 18:44:16 | дневник
今日はとても過ごしやすい日でしたね。
ちょっとしたお出かけにもちょうどいい陽気。
昨日とは違って、日中は富士山が見えませんでしたが、夕方になってからシルエットのような富士山が見えてきました。

東海道線217系?

2006-05-03 17:11:08 | дневник
カミさんに言われて初めて気が付きました。
3月のダイヤ改正以降に東海道線(東京~熱海・伊東等区間)で走っているのは211系と231系のみかと思っていたのですが、横須賀線と同じ217系というのもあったんですね。知りませんでした。
写真は偶然に乗り合わせた217系型の東海道線です。東京07:02発の小田原行きでした。

今朝の富士山

2006-05-03 09:51:39 | дневник
今朝も富士山が良く見えています。

久々の113系

2006-05-01 23:07:42 | дневник
母親のお腹の中にいた頃から乗っていた113系。物心付いたときには、この電車の大ファンでした。
しかし、東京よりの東海道線では、先のダイヤ改正で消されてしまい、本当に残念で仕方がありませんでした。もう会えないのかな?と思うと何だか感傷にしたったりして…。
ところがすっとこどっこい。JR東海では現役じゃぁありませんか!今日、久々にJR東海で113系にご対面してきました。いやぁ~、嬉しかったの何の。やっぱり113系は形といい、色使いといい、本当にいいですね。
それに113系が残っている静岡県がちょっと羨ましかったなぁ。

湘南祭

2006-04-30 18:33:47 | дневник
辻堂方面から平塚方面に向けて海辺をサイクリングしていたら、茅ヶ崎の漁港のあたりだったでしょうか、すごい人出に出くわしました。そういえば、今日は湘南祭だったような。