木の葉燃朗の「本とデジタルと俺の日常と」

購入したもの、ニュースなどの紹介。本の話とデジタルものが中心。

『ペントハウス』 0点

2012-02-12 14:31:57 | goo映画レビュー

ペントハウス

2011年/アメリカ

緻密さには欠けるが、それを補って余りある爽快感

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木の葉燃朗さん

総合☆☆☆☆☆ 0

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 舞台はニューヨークの超高級高層マンション。主人公はマネージャーとして働くコヴァックス。ある日、最上階(ペントハウス)に住む大富豪ショウが、詐欺罪で逮捕される。コヴァックスはショウを信頼し、従業員の年金を預けていたが、その金は私的に流用されていた。他にも金を巻き上げられた従業員がおり、コヴァックスはその金を取り戻そうと、ペントハウスに隠されているという隠し財産を奪う計画を立てる。

 想像していたよりも大味な内容。使用人たちが一致団結して、マンションのセキュリティをかいくぐって財産を奪い取る話かと思いきや、そうした緻密さには欠ける。しかし、ペントハウスへの進入方法に財産の隠し場所、それをいかにして持ち出すか、などなど、色々な部分が豪快で、爽快感を感じる。なにより、悪い金持ちにだまされた庶民が、金持ちを出し抜いて金を取り戻すというストーリーは、単純だけれど面白い。
 後は、コヴァックスに協力するコソ泥のスライドを演じたエディ・マーフィの、まくし立てるようなしゃべりの健在ぶりとか、巨漢のメイド、オデッサの存在感とか、それぞれの登場人物が個性的で、これもまた楽しい。