一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2016.8.21 妙見谷 香楠荘尾根

2016年08月23日 | 金剛山
今年の夏は朝から茹だるような暑さがずっと続いていて山へ行くにしてもとても登山口まで自転車で行く気になれない。
今日も自宅から車で一気にババ谷の駐車地まで7時半に到着する。


流石にこの辺りに来ると気温が麓より少しましで途中の気温計は25℃を示していた。
駐車料を支払い支度を整えてロードバイクが次々通るバス道を妙見橋まで下る。




妙見橋から取りつきの林道に入るが期待していたイワタバコはもう終盤を迎えていてどの株の花も萎れていた。
花期の長いフシグロセンノオや知らない花が登山道の脇に咲いていた。
今日のザックの荷物は久しぶりに軽い荷で歩いているので軽快に歩を進めることが出来る。
妙見滝の左岸を登りいつものように谷筋を詰めていく。





時折アブが顔付近を飛んだのでハッカ水を振り掛けネットを被り、核心部の小滝は無理せずに巻き道から登る。
そこから少し登るといつもの真ん中あたりの水場でジュースを飲んで一息つく。



上を見上げると植林に朝の陽が指し込んで何とも気持ちの良い感じだった。



休憩後、谷を詰め時折涼しい風が吹き抜ける中を登っていく。





谷筋の本流を登りつめるとやがて水流も減って来て源頭に辿り着く。




源頭辺りから最後の急登に取りつき詰めていくと登山道脇にヤマホトトギスの株が2株あり綺麗な花を咲かせていた。
昨年も同時期に何度も妙見谷を登っていたが見つけることが出来なかったんやなあと思う。



そこからすぐに広場に出て汗をふきふき気温を見ると22℃で涼しくて気持ちが良い。



捺印してもらい国見城跡に行くと青空の下遠く南港や六甲の山並みが見え、明石大橋の白い橋脚までもはっきり見えた。
ここまで視界が効くのは冬場の空気が澄んでいる時以外では初めてのことだった。





折角の風景だが人もそこそこ多かったのでちはや園地に行くことにして遊歩道を通る。
遊歩道の低木の実やヤマホトトギスを眺めたりしながらのんびりと歩く。





ちはや園地には人もあまりいなくて木陰になるベンチでガスバーナーを出して先日の八ヶ岳山行で中途半端になっていた食材でカレーライスを食べてのんびり過ごした。
木陰は時々涼しい風が吹き抜けて何とも気持ちの良い一時を過ごすことが出来た。




今日は車なので阿倍野のヨシミスポーツに革の登山靴のソール張り替えをしてもらう為に行くつもりにしているので一番近い香楠荘尾根で下山する。
ただでさえ高いソールの張り替え代、以前靴を購入した長野のショップにしてもらったのだが往復の送料負担が3000円程かかったのでその分だけでも割安になりそうだ。
香楠荘尾根途中のロープウエイ直下でしばらく待って通るロープウエイをやり過ごす。





そこからしばらく下った所で南側を振り返ると後方に山頂駅と湧出岳の電波塔が望め、足元にはリンドウ?の花が咲いていた。





やがて急な下りを慎重に下り念仏坂の林道に出る。
やはり下って来ると暑さが増してきて急いで駐車地に行き阿倍野に向かったのだった。













コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2016.8.13 北八ヶ岳2日目 | トップ | 2016.8.28 丸滝谷 石ブテ4... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

金剛山」カテゴリの最新記事