大変しばらくブログを休んでしまいました。今日から新しい内容でスタートします。
仕事柄
お客様に古民家を世話してきましたが、今回は、実際に当社で我が家の古民家移築をスタートさせました。
日頃設計士や工務店任せで施主抜きのある意味いい加減な説明が多かったのですが、さすがに自分で工事発注やら材料発注などしてみて施主の立場になると
これが大変な仕事。予算と仕上がり予想の格闘、なまじか古民家移築を多く見てきているだけにどこで妥協するか、毎日考え中
今回は、基礎編
建坪30坪のそう2階建て、梁組は、桁行き梁が総ケヤキで30本くらい、柱は、ケヤキ7寸はじめ杉は、6寸角と5寸角、
古材の再生率は、約80% ほどほど満足の数字、交換柱は、6本程度、新規管柱は、10本、新規胴差は、5本程度、
2階台に関しては、ほぼ交換、古材は、サイズ的に無理があり交換となる。屋根母屋もすべて交換、土台は、ヒノキ5寸4寸とする。
棟上げまでに新規入れる部材と、交換部材を合わせて120万位かかりそう。
基礎は、思ったよりはるかに予算がかかった。約100万円オーバー、 構造上の重量がトタン屋根の建売住居の約2倍以上あるためである。
まず、構造木材・・ケヤキ梁やさし鴨居、胴差を多用 屋根・・洋瓦 外壁・・モルタルに土壁状の資材のこて塗り 内壁・・漆喰調のこて塗り壁 等
かなりの重量になる。
重量に見合った基礎となるとそれなりに鉄筋の数も変わってくる。この後鉄筋の配筋検査後、型枠となります。