中国では今日春節。
沖縄では気温20度に近く、桜祭り(ヒカンサクラ)も行われている。
節分立春までには数日だがまだ大寒の寒い日が続いている我家。
このシロワビスケの花も落ちた。春の花よ、次から次と咲いてくれ。
シロワビスケ(白侘助) ツバキ科
沖縄では気温20度に近く、桜祭り(ヒカンサクラ)も行われている。
節分立春までには数日だがまだ大寒の寒い日が続いている我家。
このシロワビスケの花も落ちた。春の花よ、次から次と咲いてくれ。
シロワビスケ(白侘助) ツバキ科
節分までに、厄払いのお札を納めに参拝す。
狭い門前に並ぶ少しの屋台からイカ焼きのおいしそうな匂いがする。
行基菩薩の開基で、太平洋をのぞむ、山の中腹に建っています。本尊は厄除 薬師如来像 弘仁 6年(815)弘法大師が厄除けの道場にした寺として有名な薬王寺。
山門をくぐり桜並木の参道をぬけると右手に本堂への石段がある。これが厄坂で、33段の女厄坂、続いて42段の男厄坂、坂を上ると本堂。本堂右にはさらに61段の石段があり、還暦の厄坂です。それぞれの厄坂には1段ごとに一円や五円・十円の厄銭を置いて厄除けをする風習が続いている。溢れるほどに置かれた厄銭を踏んで上るのには少し気が引けるが、置かれた厄銭を上から掻き集めている職員がいるのは気が利いている。
参拝の後は開基以来の温泉のにおい、無色透明の硫化水素泉で、冷えた身体、疲れを癒す。
とおりゃんせ とおりゃんせ
ここはどこのやまみちじゃ
しこくれいじょうのやまみちじゃ
ちょっととおしてくだしゃんせ
ごようのないものとおしゃせぬ
このこのやくのやくよけに
おふだをおさめにまいります
いきはよいよいかえりはこわい
こわいながらも
とおりゃんせ とおりゃんせ
何故か意味深い「通りゃんせ」の童謡の替え歌が出てくる。
温泉に入り、いい気分になったところで、帰りはのんびり四国山脈を縦断しようと国道55号線土佐浜街道土佐東街道北河内付近から山道に入り、国道195号線、193号線を目指した。那賀川沿いのもみじ川温泉の道の駅を過ぎ、193号線に出ると神山方面は積雪の為通行止めの看板がある。徳島に引き返すか、高知に出るかである。でも上からは車が下りてきている。行き止まりまで行ってみようと車を走らせた。
昨年の台風、大雨で崩れた山はひどかった。工事中の人に様子を聞いてみたがおそらく通れないだろうという。地道はだんだんと細くなり、雪も道の脇に残っている。
標高1496メートルの雲早山は聳え立ち、大釜の滝、釜谷渓谷の水は青くきれいに澄んでいた。心細さも忘れるほどだ。
雲早隧道を抜けると北側になり、雪は思いのほか多かった。その上夕刻も迫り、ガチガチ、ツルツルに凍っている。
それでも氷室の氷柱は美しいと感心しながら、ボツボツ、ソロソロ車を走らせた。小さいながらも四駆のオフロードは安心である。
雪も氷も少なくなったシャクナゲの里、岳人の森辺りの地道で一台の小さな普通トラックに合った。地の人だ。
「この先には道はないよ。」と車を止めた。
「わしはここを下りるからついてきな。」と獣道のような坂を下りだした。
しばらく走り、といっても歩くような速さだ。少し幅広いところで、
「ここから先は一本道だから先に行きなさい。気をつけてな。」親切な人だ。
私の車を先に通してくれた。道は地道で細く、石ころだらけで曲がりくねっている。谷川を横切ってまで行く道だ。カーナビも空を飛んでいる。
無事、再度193号線に出たがとっぷりと日が暮れた。192号線、438号線と全走行距離400キロほどの納札参拝だった。
狭い門前に並ぶ少しの屋台からイカ焼きのおいしそうな匂いがする。
行基菩薩の開基で、太平洋をのぞむ、山の中腹に建っています。本尊は厄除 薬師如来像 弘仁 6年(815)弘法大師が厄除けの道場にした寺として有名な薬王寺。
山門をくぐり桜並木の参道をぬけると右手に本堂への石段がある。これが厄坂で、33段の女厄坂、続いて42段の男厄坂、坂を上ると本堂。本堂右にはさらに61段の石段があり、還暦の厄坂です。それぞれの厄坂には1段ごとに一円や五円・十円の厄銭を置いて厄除けをする風習が続いている。溢れるほどに置かれた厄銭を踏んで上るのには少し気が引けるが、置かれた厄銭を上から掻き集めている職員がいるのは気が利いている。
参拝の後は開基以来の温泉のにおい、無色透明の硫化水素泉で、冷えた身体、疲れを癒す。
とおりゃんせ とおりゃんせ
ここはどこのやまみちじゃ
しこくれいじょうのやまみちじゃ
ちょっととおしてくだしゃんせ
ごようのないものとおしゃせぬ
このこのやくのやくよけに
おふだをおさめにまいります
いきはよいよいかえりはこわい
こわいながらも
とおりゃんせ とおりゃんせ
何故か意味深い「通りゃんせ」の童謡の替え歌が出てくる。
温泉に入り、いい気分になったところで、帰りはのんびり四国山脈を縦断しようと国道55号線土佐浜街道土佐東街道北河内付近から山道に入り、国道195号線、193号線を目指した。那賀川沿いのもみじ川温泉の道の駅を過ぎ、193号線に出ると神山方面は積雪の為通行止めの看板がある。徳島に引き返すか、高知に出るかである。でも上からは車が下りてきている。行き止まりまで行ってみようと車を走らせた。
昨年の台風、大雨で崩れた山はひどかった。工事中の人に様子を聞いてみたがおそらく通れないだろうという。地道はだんだんと細くなり、雪も道の脇に残っている。
標高1496メートルの雲早山は聳え立ち、大釜の滝、釜谷渓谷の水は青くきれいに澄んでいた。心細さも忘れるほどだ。
雲早隧道を抜けると北側になり、雪は思いのほか多かった。その上夕刻も迫り、ガチガチ、ツルツルに凍っている。
それでも氷室の氷柱は美しいと感心しながら、ボツボツ、ソロソロ車を走らせた。小さいながらも四駆のオフロードは安心である。
雪も氷も少なくなったシャクナゲの里、岳人の森辺りの地道で一台の小さな普通トラックに合った。地の人だ。
「この先には道はないよ。」と車を止めた。
「わしはここを下りるからついてきな。」と獣道のような坂を下りだした。
しばらく走り、といっても歩くような速さだ。少し幅広いところで、
「ここから先は一本道だから先に行きなさい。気をつけてな。」親切な人だ。
私の車を先に通してくれた。道は地道で細く、石ころだらけで曲がりくねっている。谷川を横切ってまで行く道だ。カーナビも空を飛んでいる。
無事、再度193号線に出たがとっぷりと日が暮れた。192号線、438号線と全走行距離400キロほどの納札参拝だった。