駒井家住宅 (駒井家住宅ファミリー物語)

京都 北白川のヴォーリズ洋館での毎日を綴ります。

駒井家住宅の照明器具パート2

2012-10-31 00:08:53 | インテリア
昨日に引き続き、今日も照明器具をご紹介します。

今日の照明は、皆さん、案外素通りしてしまう、玄関です。

ご案内の中で初めて目を向けるお客様が多いんです。

玄関では、まず受付することに注意がいってしまって頭の上は見ないですよね。

ところがこの電灯がすごくかわいいんです。o(*⌒―⌒*)o

まるでホオズキのような丸くてかわいい形と、その後ろに光を取り込む半月状のウインドウのハーモニーが素敵なんです〓

丸に半月、その半月の中にがっしりとしながらも柔らかな曲線の紋様、これらが玄関の白い壁に映えるんです。

開館時には、玄関ドアは開けたままにしているのですが、これが実は、閉じていると更に美しく映えるんです。

側面の壁には小窓があり、玄関ドアを閉じていても、風を取り込むことができるようになっています。

優しい風のある中、入ってくるスパニッシュ紋様の自然光とホオズキの電灯。

誰も訪れることがない日でも、玄関にじっと立ってしまいそうです。

また妄想が始まりそうなので、今日はこの辺で。(笑)

照明器具のご紹介パート1

2012-10-29 21:50:08 | インテリア
たくさんの方がこの駒井家のブログを見て下さっているようで、一同喜んでおります。

ありがとうございますo(*⌒―⌒*)o

折角なので、もう少し更新することにしました(^^)

今日は、駒井家住宅の照明器具をご紹介しようと思います。

各部屋に電灯があるわけですが、素敵なものが多いんですよ。

その中でも、とっておき!いつも皆さん驚かれるダイニングの電灯をご紹介します。

茶色に近いオレンジ色のシェードは、シルク素材です。

まるでご婦人のスカートのような繊細なフリルが優しい印象です。

数十年の月日の中で、少しずつ歳をとってきたような儚げな糸の重なりが、一層ロマンチックな光を作っています。

天井にもぼわっと光があたり、間接照明のような効果もあります。

駒井ご夫妻は、この下で食事をなさっていました。

手元の銀食器が皿にあたってカチャカチャと鳴る音が聞こえてくるようです。

時には蓄音機で何か音楽を聞きながらということもあったのでしょうか?

この電灯を見つめていると、妄想が膨らむばかりです(笑)

どうでしょうか?85年たって今なお、これだけの安らぎを与えてくれる柔らかな光に、ご覧になればきっと癒されますよ。

是非見に来てくださいね。

同志社中学校の学生さんが駒井家について発表してくださいました。

2012-10-27 15:09:33 | お客様

今日、同志社中学校の学生さんが来てくださいました。o(*⌒―⌒*)o

以前にも来ていただき、その際に取材された内容で、学内発表をしてくださったそうです。

ありがとうございますo(*⌒―⌒*)o

うれしいですね。

古い建物の中に、何か新しい発見が見つかるとよいですね(*^O^*)

許可を頂いたので、写真を掲載させていただきますね。

これからも、たくさんのことを学んでくださいね。

応援していますo(*⌒―⌒*)o

お庭の大王松がすっきりしました。

2012-10-26 08:56:48 | 日常


↑こちらはお庭のススキです。

今日も京都は快晴です(^-^*)/

一度駒井家にこられた方ならご存知かと思いますが、お庭の立派な大王松(ダイオウマツまたはダイオウショウと読みます)。

こちらを昨日剪定しました。

南側お隣との境界に立つ立派な大王松。駒井家が築85年ですから、松はもっとお年の樹齢ですね。

駒井卓先生が北アメリカから取り寄せたといわれています。

大き過ぎて、はしごが行き渡らず、職人さんも曲芸のように枝の上に立ちながらの刈り込みでした。さすが職人さんです。

さて、どんなにすっきりしたでしょうか?

是非、生の駒井家でごらんください。本日10月26日は公開日です(*'ー'*) 明日もですよ~!

明日、写真をアップします!