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心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく

祭り寿司。

2012年03月04日 | 手作り
岡山に来て、初めて知ったこと。
ちらし寿司のことを『祭り寿司』ということ。
由来は…

『岡山の祭り寿司』は江戸時代、備前岡山の藩主「池田光政候」は
質素倹約を奨励し、「食膳は一汁一菜」というお触れを出した。
それならばと町人たちは魚や野菜をたくさん寿司飯に混ぜ込み、
それに汁を添えて体裁だけは一汁一菜とした。


らしいです。
そして、その『祭り寿司』には、だいたい必ず藻貝の佃煮と鰆の酢〆が入っています。
知り合いの80代の女性(生まれも育ちも倉敷っ子)の方に言わせると、
特に鰆は「いれにゃーおえん」らしい(笑)。



昨日は3月3日ということで、ひなちらし(という言い方もあったっけ?)を作りました。
前の晩に
れんこん、人参、高野豆腐、しいたけ、かんぴょうを細かく切って味をつけて炊き、
刺身用の鰆を酢〆にして、藻貝は酒、砂糖、みりんで甘辛く、海老は旨煮に。
イクラはしょうゆ漬けしたものを購入。
当日朝、錦糸卵を作り、絹さやを塩茹で。後は酢飯を作って具材を混ぜ、豪華にトッピング


鰆と藻貝意外は自己流なので、正しい祭り寿司かどうかは定かじゃありませんが…



うちには実家とダンナサマの方に、年季の入った(笑)、いやいや、素敵な2人の雛がおられますので
お祝いの気持ちをこめてお裾分け。


ちょーっと具材の味が濃くなってしまったけど、おいしく食べていただけたようでホッとしました




家に飾ってある桃の花も咲いて、春の訪れを感じる、桃の節句となりました。

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