インドの風と共に

インド(ニューデリー)での生活・体験、新聞記事など見たまま感じたままを書いています。

ヒンディ映画とマフィア

2005-12-24 02:06:12 | インドニュース
最近、いろいろ問題になっているのが、
ボリウッド・スターとマフィアの関係。

最近は、モニカ・ベティと言う女性が、
ヤリ玉に上がっている。
マフィアと結婚して、多くの事件に関っていると。

モニカ・ベティは、刑務所生活も送っている。
女優世界とは全くかけ離れたとても悲惨な生活だったと語る。

彼女もただの1人の女優を夢見る女性だった。

家族も相当のショックを受けている。
ただ1人で、女優になることを夢見たムンバイに上京し、
苦しい生活を送りながら、最後はマフィアに関ってしまった。

その彼女の道はどのようなものだったのか・・・

ボリウッド映画もマフィアの出資で成り立っていることがある。
そして、マフィアに関らないようにすることも難しいと言うのだ。

サルマン・カーンのムンバイ爆破事件関与疑惑も
記憶に新しいが、最近は「ヒーローNO.1」と言われ、
コメディーの王だった、ゴビンダが政治家CPになったが、
古いビデオ・テープが放映され、
マフィアのお店の開店パーティに参加したとか
とても仲がいい関係だとかの疑惑が報道された。

とてもゴビンダはあわてて会見をしていた。
「自分の他にも参加していた人はいる。」
「自分だけを叩くのはおかしい」と。
果たしてそれが誤解を解く理由になるのかどうかは分からない。

しかし、ボリウッド社会で、マフィアに関らないようにするのも
難しいと言う。その取り扱いを間違えれば、
第二のサンジェイ・ダット、サルマン・カーン、
モニカ・ベティになってしまうだろう。

この前も、マフィアのコメントが載っていたが、
余程のビック・スターは、電話や連絡にも沢山の防衛を置き、
関らないように注意しているという。
彼曰く、連絡が取れないと・・・

マフィアに関れば、最悪、イメージダウンに繋がる。

今、海外に逃亡している一味も、悠々と生活をしている。

ボリウッドの影が消える日はまだまだ、遠いかもしれない。


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