CHINA CHINA2

管理人の中国滞在記。大連で生活中。

3連休

2006-01-26 23:43:01 | Weblog
銀行のキャッシュカードを失くした。

3連休のっけから朝7時半に授業開始。
眠くてしょうがなく、向かう途中歩きながら寝てた。

9時に授業が終わって3連休中どうせなにもしないと思って
近くの電子城でDVDを買い込んだ。

ついでに家に何もないことに気がついて持ち金ほぼ使い切って
食料品購入。

さて、お金を下ろそうかなと財布を見たら
カードがない。

もう腹は減ってるし、金はないし、食料品買い込んで荷物は重いし
最悪だと思ってたら、うまそうなチャーシューまんと肉まんが。
値段を聞いたら両方とも2個で3元という。

腹減った、でも金ない、でもすっごい腹減った、金ないんだよな私。

「すみません、チャーシューまんと肉まんください」

食欲には今まで勝てたことないんだった。

自分の馬鹿っぷりにあきれつつバスで帰ろうとバス停へ向かった。
着いてすぐにバスが到着した・・・と思ったら超満員で乗れずに
次のバスを待つ羽目に。
しかし待てど暮らせどバスが来ない。
15分ほどたつと買い込みすぎた食料品が重くて手がしびれて来た。
さっきかった肉まんの6元が悔やまれる。
残金は6元さっきの肉まん代と合わせると12元。
そんだけあればタクシーに乗れたのに
肉まん買わなきゃよかった。
後悔してももう遅い。

結局30分後くらいにバスが来た。

閑話休題

家に帰って捜索した結果
カードを失くしたことが決定的になったため、
日本円を切り崩してお金を下ろした後
タクシーで銀行へ向かった。
窓口でカードを失くしたことを告げると
「パスポートは?」
と聞かれた。あ~なるほどパスポート、パスポートね、
「ないとだめ?」
と聞いてみたけどやっぱりないとだめだった。
また家までタクシーで戻り、家から再度銀行までタクシーに乗った。
金ないけど、早くしないと落ち着かない。
とりあえず、手続きを済ませて
窓口の人に
「1週間後にできるから」
とか言われたけど、
29日に正月なのにその3日後にできてるわけないじゃん。

もう3連休も正月も寝る。

友好

2006-01-07 00:27:00 | Weblog
一昨日の夜急に思い立って買い物に出た。
外は洒落にならないくらい寒くて、昼間でも外出を躊躇するくらいなのに
なぜか買い物をしたい衝動に駆られたのだ。

さすがにバスを待つ気にはなれなくて
ちょうど目の前に止まっていたタクシーに乗り込んだ。
運転手に行き先を告げると
「買い物か?」
ときかれたのでそうだと返した。
「どのくらいで買い物終わるんだ?すぐなら待ってるよ」
というので、どうせタクシーを使うだろうからなんでもいいやと
了解した。

店について金を払おうとしたら
「帰りでいいから先に行って来い」
と言う。
すばらしい。本気で感動した。
初乗り往復で16元だと思ってたけど
この距離なら10元でいける。
そう踏んで
「すぐ戻るから!!」
と叫んで走った。
こんなすごいタクシーは他にはないと思って
そりゃあもう店内走り回って10分以内に買い物を終わらせた。
ここ近年でこんなに走ったことはない。

息を切らしてタクシーに戻って
「ごめんなさい。待たせたでしょう」
というと
「いいよ。隣同士だろ。韓国人か?」
から始まって、少し話をした。
やっぱり近い国同士、こういうところから友好の輪が広がっていくんだよね
とりあえず電話番号聞いて今度からこの人のタクシー使うようにしよう
とか考えていた。

家について運賃を払おうとしたら
財布に50元札しかない。しょうがないので
「50元でいい?」
とお金を差し出しながら聞いたら
「50元なんていいよ。20元で」
と30元戻ってきた。

友好関係を築くにはまだまだ時間が掛かりそうだ。

大連人

2006-01-07 00:02:04 | Weblog
仕事帰りに携帯の通話料がなくなっていたことを思い出し、カードを購入した。
中国では50元もしくは100元の充値カードなるものを購入し、
音声ガイダンスにしたがってカードに記載されている番号を入力すると
通話可能となる。(らしい)

この間携帯を買ったばかりでやり方もわからなかったので
とりあえず明日会社に行ってどうにかしようと思っていたら
カードを買った売店のおじさんが
「やり方を知っているのか」と聞いてきた。
「知らない」と答えると
売店の裏に回れと言って自分は裏口から出て行った。

裏に回っておじさんと合流すると近くの別の売店のお兄ちゃんに頼んでくれて
彼も嫌な顔もせずにやってくれた。
せめてものお礼にと思ってお菓子を買ったが
商売に関係なくてもこういうことをやってくれる
大連の町の人がすごく好きだ。

他にも両手に荷物を持っていたらドアを開けてくれたり、
前も書いたがバスに老人が乗ってきたら
サッと席を譲ったり、
当たり前かもしれないけど
結構当たり前にできないことのような気がする。
少なくとも私はできない。

落ち込んでいるときに
さりげなくこんなことをしてもらうと
うれしくなって一気に沈んだ気分も吹き飛んでしまう。