♪♪♪♪ 光 庭 の 四 季 折 々 ♪♪♪♪・・・              

ようこそ、胡蝶蘭のブログに。EM庭園の「光庭の四季折々」、EM菜園の「光園の自然農法栽培」等を気ままに綴る。

やっとガーデンアーチの設置(Blog549)

2016年10月30日 | 光庭&光園

 懸案でありました高さ240cmのガーデアーチの置換えを行いました。
 これまでのものと全く同型ですが、10年以上の歳月で腐食が進み、今にも倒れそうになったのです。
 まずは、絡みついているクレマチスを上手に引き剥がします。
 南側のクレマチスは昨年定植したものでしたから簡単で、少々拍子抜け。
 しかし、北側のクレマチスは大きく成長していた為に、ツタは縦横に複雑に絡み付いており、結局は地際から約150cmのところで切断する事にしました。
 すっきりしたところで、腐食が激しくなってから付けた、倒壊防止用補強材を撤去したのですが、撤去後には地際から約40cmの支柱を残して自然に倒壊してしまいました。
 地際のタイルから鉄鋸できれいに切断し、位置決めをした後にコンクリート用ドリル(8.5mm)でアンカーボルト用穴あけ。
 そして、組立ておいたガーデンアーチをナット止めをして出来上がり。
 この間、約1時間でしたが、事前の材料購入や位置決め検討の作業があればこそだと妙に納得しました。
 最後は2本のクレマチスを添わせるだけ。写真右は完成したガーデンアーチです。
下の写真はクレマチスの状態と朽ちたガーデアーチとステンレス製補強材。

さて、11月になれば今年2回目となる剪定作業が始まります。

 そうこうする内に光庭は段々と冬の装いを深くして行きます。
 ガラス温室も越冬植物用に開放されます。
  


綺麗な紅葉と水の関係(Blog548)

2016年10月23日 | 光庭&光園

 この時期になるとハナミズキの紅葉は終盤で、今ではは80%以上が落葉となり、光庭は少しづつ寂しくなります。
とは言え、ハナミズキには来年の花芽がはっきりと見ることもできますので、これも重要なイベントと思って温かく見守っています。
 紅葉は樹木が冬仕度をしている姿です。
 樹木は秋になって気温が下がりだすと根からの糖分や水分などの供給をストップします。
 こうなると、葉緑素に変わって、カロチノイドという黄色い色素が浮き出て見え(黄葉)、また、葉の中に残った糖分によってアントシアンという赤い色素が作用すると赤い紅葉になります。
 紅葉は他の樹木にも見ることができますが、平野部で本格化するのは11月後半でしょう。
 光庭にはヒメシャラ(2)、ドウダンツツジ(7)、サルスベリ(1)があり、例年順次紅葉と落葉を見る事が出来ます。この中でも、ドウダンツツジに期待が高まります。本数が多い事、全て日当たりの良い場所にあり、夏の暑い時期でも散水で補ったことからも期待が高まります。
 今は、紅葉し始めているのはヒメシャラですが、褐葉状態ですから、ちょっと汚い感じ。これも11月後半でしょうね。

 水不足は紅葉時の色が褐色や茶色になる傾向にあり、夏場の渇水期の水やりが決め手になります。


イチゴの定植(Blog547)

2016年10月16日 | 光庭&光園

 光園では毎年僅かではあってもイチゴの栽培をしますが、苗は毎年ランナーを出して良好なものを使っています。
もちろん栽培方法は、無肥料(EMボカシのみ)無農薬に徹しています。
これで十分に甘くて美味しいイチゴの収穫が出来のですから不思議です。形は不揃いになるのは仕方がないのですが、EM効果だと実感しています。

 先日、近くの農家さんが畑の土を視察しに来たのですが、手に取って何やら観察して、「土の違いが分かる」と言っていました。土が生きていると感心していました。
 絶対に肥料、特に化学肥料や農薬は使わないと決めて10年が経過した今、作物だけでなく、人にも優しい農地が出来上がったように思える。土の上にいるだけでリラックスできたり、身体が柔軟になる事を実感できます。
 不思議ですが、これもEM微生物のなせる業なのでしょう。

 さて、イチゴは例年だと15本前後ですが、今年は35本を育てる事にしました。コンパニオンプランツとしてニンニクを添えて植えます。これで万全。
 後はイチゴ自身に任せます。来春が楽しみな今日この頃です。
 500mlのペットボトルは光合成細菌やEMセラミックスを増強したEM活性液です。防鳥、防虫に役立ちます。


巾着田の彼岸花(Blog546)

2016年10月09日 | その他

 先日、埼玉県日高市にある彼岸花公園・巾着田を見に行ってきました。平日にもかかわらず、多くの人々が訪れていました。
 彼岸花は満開状態で、一部に既に盛期を過ぎたものもありました。
 彼岸花は光庭にもありますが、ここまで群生していると圧巻です。

 周囲を高麗川が流れ、その川の流れに囲まれたエリアが巾着の形をしている事より、巾着田と名付けられたと言います。
 約22ヘクタールの面積を持ち、昔は水田だったそうですが、今では全てが自然の公園。彼岸花はグランドカバーのようなもので、開花時期になると40cm程花茎が伸び、その先に赤や白(黄色の園芸品種もあるそうです)の花を開花させるのです。花の時期は約1週間と短い。花が落ちると、花茎だけが残る異様な光景を見る事もできますが、これも自然に無くなってしまいます。
 このようなイベントが終了すると、彼岸花は秋が深まる頃に長さ30~50cmの細長い葉を放射状(ロゼット状)に展開します。
 葉は深緑でつやがあり、見れば直ぐにそれと分かります。そして、葉は冬の寒さに耐え、光合成により養分を球根に蓄えるのです。
 面白いのは葉の展開は翌春までで、初夏を迎えるまでには全て落葉して地上部には何も無くなってしまう事。そして、暑い夏が過ぎて、秋が近づくと花茎が伸びて開花を繰り返すのです。
 ここで問題なのは、落葉後は地上部には何も見えない為に、その上を人が踏みつけてしまうと、踏圧で球根が破損しまう事。
 ですから、巾着田は周囲をロープ柵を張って保護をしています。
人と自然が共生している好例です。


あいにくの雨で運動会は延期(Blog545)

2016年10月02日 | その他

 昨日は幼稚園年長組に通う孫娘の運動会でしたが、雨予報に早々と延期の連絡が入ってきました。決断が早いのは良い事ですが、何とも忌々しい天気と思います。きっと、延期した学校や幼稚園が多かった事でしょう。
 今は秋の長雨時期で、どうしてこの時期にリスクを冒して、運動会を行うようになったのか少し考えてみました。

 気象庁のホームページから、過去100年及び最近の15年の月別降水量(平均)を調べると、予測された事とはいえ9月及び10月が1年中で一番多いとはっきりと出てきます。
 10月10日は体育の日で国民の祝日ですが、晴れれば身体を動かす最適な日であり、そんな季節です。そして、どう言う事か晴れる確率は高い。これを「特異日」と言うそうですが、「気象学ハンドブック」にも、秋霖(停滞前線による秋の長雨)の時期は盛夏の終わり頃~10月上旬と書いてある事より、10月10日は安定した天気になるようです。
 こう考えてくると、本当は運動会は10月10日又はこれ以降の週末に行うのがベストとでます。
 学校関係者はこのようなデータを元に再検討する事が望まれますね。