ゆうなとダディ

娘のゆうなと自分の日記ブログ

新春お好み対局

2006年01月05日 | テレビ・映画

遅ればせながら、1月1日に放送された『新春お好み対局』を観ました。

今年は野球界からゲストを招いて、ペア将棋対局です。

その野球界からのゲストとは、阪神タイガースの今岡誠

そしてゴールデンゴールズの監督、萩本欽一さんです。


しかしゴールデンゴールズって・・・

これで野球界からのゲストって、ちょっと強引じゃないですかね

普通なら同じ監督でも古田とか・・・

百歩譲って広沢とか・・・ですよね





萩本監督が森内名人とペア。

そして今岡選手が谷川九段とペア。

今岡選手は以前2枚落ちで谷川九段と対局し、勝っているそうです。

それで2段の免状をもらったみたいですが、果たしてどれだけ強いのか



萩本・森内ペアが先手番の対局。

なので、▲萩本~▽今岡~▲森内~▽谷川~▲萩本・・・の順に1手ずつ
指していきます。


矢倉模様の駒組みから・・・

あれ?

今岡、ここで玉側の端歩を突くんだ?

棒銀の可能性もあるのに?

ふーん・・・


あ、やっと開戦。

やっぱり先手に棒銀食らいそうだな・・・

お、後手も仕掛けた。




この局面。

今岡選手は▽7五同銀と指そうとしてました

ここで谷川九段、2回しか取れない貴重な作戦タイムの1回を使って
今岡選手にアドバイス。


「ここは▽同銀じゃなく、先に▽8五桂と跳ねましょう。
▲8六銀か▲7六銀と逃げてきますので、そこで▽7五銀と指せば
手順に銀交換ができます」



なるほどねー。

矢倉をまったく知らない俺も勉強になりました。


今岡選手、アドバイス通りに▽8五桂。

森内名人、谷川九段の予想通り▲8六銀。

そして谷川九段、自分が言った通りに▽7五銀。


、がしかし

次の萩本監督が、今岡選手の想定外の1手を指すんです





▲4六角!

いい手ですね。

解説の屋敷九段も「いいタイミングです」と誉めてました。



パニくったのは今岡選手。

角に手を伸ばし、▽6四角と対抗しようとします。

思わず谷川九段・・・



「あ、あぁ・・・」




▽6四角はいけない手だと感じた今岡選手。

上の局面から▽6四銀!



・・・指しちゃいました。

銀損確定ですw

谷川九段、苦笑いを通り越して泣いてましたよ(笑)



谷川九段を不憫と思ったんでしょうね。

森内名人、▲7六歩とめちゃめちゃ緩めてました


すまんすまん、みたいなジェスチャーをしながら谷川九段▽5五歩。



笑いましたね



もぅハッキリ言って



今岡誠、おそるるに足りず!




この後も快調に萩本・森内ペアが攻め立て、今岡・谷川ペア投了。



しかし見事だったのは萩本欽一監督

おそらく一回の疑問手もないんじゃないですかね。

難しいとか騒いでた割には正確に指してたと思います。


っつーか、きっと俺より強いでしょうね



いや、実はですね・・・

萩本欽一さんは俺の親父の将棋仲間だったんです。

相当昔の話ですが。



長くなるので、この話はまた近い内に書く事にします


とりあえず今日は・・・


今岡、おそるるに足りず

って事で締めさせていただきます(笑)


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