「。」と「、」と「，」

みなさんは，句読点は何を使われていますか？

多くの文章を見ると，句点は圧倒的に「。」が多いです。
たまに「．」を見ます。
読点については「、」が比較的多くて，「，」は少ないです。
組み合わせとしては，（１）「，」と「。」，（２）「、」と「。」，（３）「，」と「．」の三種類でしょうか。

私は横書きの場合は，ごらんのとおり読点に「，」，句点に「。」を使っています。
これは，公用文作成の要領（昭和27年4月4日付け内閣閣甲第16号内閣官房長官依命通知）の中の「第3　書き方について」に，

『句読点は，横書きでは「，」および「。」を用いる。』

とあり，これにしたがっているからです。

横書きの教科書は，これに倣っています。
ためしに，子供さんの教科書をのぞいて見てください。
横書きの文章の読点は「，」になってます。

公用文作成の要領を作成する時，横書きの文章については，本当は英文のように「，（カンマ）」と「．（ピリオド）」を用いたかったそうです。
でも，当時の手書きの用紙では句点と紙の汚れとが紛れるおそれがあり，分かるように書くには，大きな丸にしなければなりません。

それが面倒なので，「。」にしたのではないか。
と，私は推察していますが，いかがでしょうか（笑）。









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