たどりついて@古都

アメリカに長期滞在していた研究者が、日本に戻って逆カルチャーショックに奮闘する様を記すブログ

Chosun Galbee

2006-07-30 22:32:55 | 
この間のことなのですが、2人ほどうちの研究室からいなくなってしまう人がいるため、彼等の送別会を行いました。
その送別会を行ったのはこちらのコリアン焼き肉レストラン。
今まで、こちらで食べたコリアンの焼き肉レストランはかなり当たりはずれが激しいのですが、こちらのレストランではかなり美味しい焼き肉が食べられます。
特に、カルビが絶品ですね。
肉の柔らかさ、肉汁、味付け、どれをとってもかなり高いレベルです。
店内もずいぶんときれいで、木のにおいがほのかに匂っており、焼き肉を食べながら、それでいてすがすがしい気にさせられます。
メニューは、英語、韓国語、さらに日本語が併記されており、日本人にも便利になっています。
ただ、ちょっと問題なのは、値段。
ちょっと高いかなぁ。
そうそう頻繁にいける店ではないかなぁ。
と、いった具合です。

もし、お財布にゆとりのある方は、お薦めです。

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Tenure Track System in Japan

2006-07-23 16:12:38 | 
ここ最近、日本でもTenure Track制度を採用する大学が出てきました。
文部科学省のプログラムの一環として試験的に10ぐらいの大学が試験的に始めるみたいですね。

このTenure Trackというシステムは、大学で研究者が「終身雇用」を得るためのシステムです。
アメリカの大学で使われています(すみません、ヨーロッパの方はわかりません)。
大学内のポジションは大まかに教授(Professor)→助教授(Associate Professor)→助手(Assistant Professor)となっています(ここら辺の英語と日本語の対応関係はあまり正確ではないかもしれません)。
アメリカでは、Associate Professor以上がTenure(終身雇用)で、Assistant ProfessorはTenureをとるために日々励むことになります。
期間はだいたい5年ぐらいでしょうか。
最初の2年ぐらいは大学が用意してくれた資金などを使って、人を雇ったり、研究資金に回し、成果を上げるよう努力します。
3年目以降は、それらの成果を元に、自分で競争的研究資金(Grant)を獲得し、自分で研究室を運営できるようにならなくてはいけません。
それらをこなした上で、最終的に大学がTenureとしてその人を雇うかどうかを判断します。
だめだった場合は「さよなら」しなくてはいけません・・・
かなり大変な制度ではあるのですが、若手の自立、および活性化には非常に有効な制度だと思われます。

特に、この制度を日本では有効だと思われます。
というのも、今までの日本の制度では、助手は自分の研究室を持つことはできないんです。
教授か助教授の下で働かなくてはいけません。
ですが、このTenure Trackでは若手研究者自身が独立した研究室を持つことができるので、大変だとは思いますが、やりがいはあるのだと思います。

近い将来、日本に帰ることを考えていますが、できればTenure Trackのシステムに滑り込みたいですね。

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Patent書き、おおむね終了

2006-07-13 14:01:45 | 
ようやく、Patentをおおむね書き終えました。
ボスも大筋認めてくれて、あとは細かい点などの修正をし、来週中に申請する予定。
少し、気が楽になりました。
それにしても、今回初めてPatentを書いたのですが、普通の論文を書くのとは結構違うので、大変でした。
Patentの方がよりテクニカルな部分を詳細に書かなければいけないですね。
さらに、より現実的にどのような方面に応用できるのか、どのように売り出せるのか、などの記述も必要になってくるみたいです。
使う言葉も論文とは違うので、ただでさえ遅筆なのに、今回はよりいっそう遅筆になってしまいました・・・
まあ、何事も訓練ですね。

ここ最近、実験がテクニカルな問題があり停滞しているので、こちらも何とかしてしまわないと。

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LA → Santa Barbara → Solvang

2006-07-06 15:39:02 | 
さて、昨日アップしたとおり、7/3と7/4にSolvangに行ってきました。
SolvangはLAより北にあり、車で3時間ぐらいです。
Santa Barbaraが非常に近いですね。
このSolvangという町(というか村)は本当に小さい町なのですが、デンマークからの移民が多く、町並みもデンマークっぽくなっています。

こんな建物があったり。


泊まったホテルはこのような感じです。






小さな村らしく、穏やかでのんびりとした雰囲気を味わうことができます。

ここに来て、まず食べたのがワッフル。
美味しいんですよ。

入ったお店


お店の雰囲気はこのような感じ。


昔使われていたワッフルを焼く機械もおいてあります。


食べたワッフルはトッピングにバニラアイス+ホイップクリーム+ストロベリーというコンビネーションでした。

後ろに娘が写っているのはご愛敬ということで。
これは本当に美味しかった・・・

ちなみに、この町で必ず食べた方がいいのはこれ。


すみません、名前は忘れました。
ラズベリージャムがかかっていて美味しいんですよ。

ちなみに、この町はワッフル、クレープ、デニッシュなどのお菓子系はかなり期待していいですが、ふつうの食事に関しては全く期待できません。
すべてがしょっぱい!
デンマークにはあまり体に良さそうな食事はなさそうですね・・・

ところで、アメリカの7/4は独立記念日です。
全米でパレードが行われたり、花火が打ち上げられたりするのですが、Solvangのパレードはアットホームな感じでほのぼのとしていましたね。



このやる気のない女の子は・・・


小さい町ですので、一日もあればほとんど廻ることができると思います。
この町にはワイナリーもあり、テイスティングもできるのでお好きな方は是非どうぞ。

ところで、Solvangではまともな食事にはありつけなかったので、帰りのSanta Barbaraで食べた照り焼きサーモンはとんでもなく美味しく感じた。


今思えば、ふつうのアメリカンな食事だったのに・・・

ともかく、Solvangは余暇をのんびりと過ごしたい人にはお勧めの場所です。
是非、訪れてみてください。

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