他の駅を使ってバイトへ行こう!
前回の記事の続きもの
最寄りではないが他の駅も利用できたのでそちらを利用したこともあった……が、結局あまり使うことはなかった
自宅から駅まで漕ぐこと 30分
電車に揺られること 10分
第2路線への乗り換え 5分
再び電車に揺られること 5分
駅からバイト先まで歩くこと 5分
計 55分
前回のルートより速い! やったね……でも使わない
メリットはたくさんあった、しかし大きなデメリットが1つあってそれが気に食わなかった
電車もそこまで混んでおらず、乗り換えも楽、電車に乗ってる時間も相当短く、ものすごく快適だった。電車は
1行目の「漕ぐこと30分」、これが非常に嫌で仕方なかった
理由は行きにも帰りにもある。行く際は、これからバイトしますという時の30分自転車は「いや長いでしょ……」としか思えなかったから。帰る際は、一般的には「駅に着いたら自宅まであともう少し」という心理状態になるが、このルートだと「駅に着いても自宅まで自転車であと30分かかる」という折り返し地点に過ぎず心理的に嫌だったから
30分とは言っても30分漕いでるわけではなく、前回の記事に書いたように駐輪場に要する時間も込みだが長いと思った。自転車で約30分漕ぐことそれ自体だけなら全然構わないが、やはり受動的に漕いでるにすぎなかったのだろう
往復1時間=1/24日間自転車に跨ってるということ。これはちょっと……と思った
自転車ってお荷物?
自転車を漕ぎたくなかった理由がもう一つある。自転車は荷物にもなる
「家の周囲にバス停もありません、最寄り駅の隣り駅は5km離れてます、ルートは実質一つしかありません!」とかなら最寄り駅まで車や自転車で向かうのはなにも問題ないが、いくつかルートがある場合これらは荷物=枷にもなり得る
改めて言うことではないが、自転車で駅に向かったなら帰りだって同じルートにしなければならない。疲れたから今日はバスで帰ろうとか、あっちの路線から帰ろうとかしようとすれば必然的に自転車は置き去りになる
また、その荷物は駐輪場に置かなければならない。以前は駅近の駐輪場を使っていたのだが満車で駐められなかったことがあり、それからは少し離れた確実に駐められる所を使うようになった(そのせいで余計に徒歩の時間もかかっているのだが)
そのため行きは最寄り駅のルートを使い、自由になる帰りは一駅手前で降りたり最寄りからきちんと帰ったり……
遠く感じた、だけなのだ
実のことを言うと、大学の通学ルートと上記の55分ルートは途中までは同じである。そのため「自転車で30分」は4年間やっていた。別に自転車に慣れていないわけではなかった
ただ、やはりこういう小手先の変化より一番ダメだったのは「バイトが楽しくなかった」ことだと思う
一般的には通勤経路なんて毎回同じになって、それを普通にやっているのが当たり前。大学のとき毎回同じルートだったけど飽きなかったのは「大学生活が楽しくなかった、ということはなかった」から。超充実だぜ! とまではいかないけど、少なくとも「つまらないつまらないつまらない…………(ブツブツブツブツ」ではなかった
結局のところバイト先まで「遠く感じた」のである。楽しければ難なく行っていたはずなのだから