ながらくブログを更新できなかったことを申し訳なく思っています。
自身の減薬による体調不良やアレルギー・頸椎症などでかなり身体状態が悪化し
タバコ問題に取り組むことができないでいました。
3月の下旬ぐらいから、アレルギー症状は出ているものの、ずいぶん体調が回復したので
心身に負担のない範囲で、自分の好きなことができるようになり、やる気も出てきました。
実はかなり早い時期から、お目当ての展覧会に行くために4月中旬に宿を押さえていました。
一時期は「こんな状態では行けないかも…」と、かなり弱気になっていたのですが
無事に奈良まで行ってくることができました。
ところが、この奈良への旅で、予想だにしないことが起きたのです。
私が住んでいる場所の最寄駅から、近鉄バス株式会社と関東自動車株式会社の共同運行で
宇都宮・大阪阿部野橋間を走る「とちの木号」という夜行バスに乗車できます。
発車時刻に合わせて直前まで自宅にいられることや
寝て起きたら目的地に着いており、早朝から行動できる利点もあり、度々利用しています。
今回も、行きは京都駅まで「とちの木号」を利用することにして、乗車しました。
乗車位置は2階の先頭座席でした。
最寄駅から乗り込んだ後は、もう乗客を乗せることはないので
皆シートを倒してカーテンを引き、しばらくすると車内は暗くなります。
すると、なんだかタバコのようでタバコではなく、でもとても臭い妙な臭いが漂ってきました。
最初は、乗客の中にサードハンドスモークのきつい人がいるのではないかと思っていました。
仕方がないのでマスクをして、ハーブキャンディーをなめながら耐えましたが
不思議なことにしばらくするとその臭いが薄れていくのです。
そしてまたしばらくすると強烈な臭いがしてきたと思ったら
私は突然激しい吐き気と頭痛に襲われたのでした。
その臭いは、紙巻きタバコの臭いとは似ているものの、少し違うものでした。
さすがに、カーテンを引いたら見えないとはいえ、紙巻きたばこは吸えないでしょう。
煙が漂ったら、周囲の乗客は気づくはずです。
その点、考えられることとしては加熱式のタバコなどの新型タバコならば
蒸気が出るものの煙が漂うような広がりはありませんし
3列シートのA列とC列はカーテンが引けるので、巧妙に吸えばわからないかもしれません。
車内にいた7時間余り、間隔を開けて臭いの強弱が波のように繰り返され
もう、寝るどころではありませんでした。
吐き気を抑えるのに必死で、頭は割れるように痛く、シートにうずくまっているのが精一杯。
乗務員を呼び出せばよかったのかもしれませんが
それもできないくらい体調が悪化してしまったのでした。
新型タバコの仕組みがどうなっているのかわかりませんが
4時過ぎ頃には強い臭いがしてくることもなくなりました。
バスに乗車していた間、誰かが新型タバコを吸っているか
一つ一つ席を訪ねて確かめたわけではありませんので断言することはできません。
しかし、東京の無煙定例会で元タクシードライバーの方が
タクシー車内で新型タバコを無断で吸われたことにより体調が悪化し
離職せざるを得なくなったというお話を伺いました(『禁煙ジャーナル』287号に掲載)。
その方も、新型タバコの臭いは紙巻きタバコと違うので
体調悪化の原因が何か、最初は気づかなかったそうです。
タクシー車内で、何かを手で隠すように持って口に運ぶところを何回か見て
新型タバコなのではないかと気づいたそうです。
夜行バスでは、カーテンで仕切り、照明が消えれば、ほぼ何をしているのかわからなくなります。
そこで、新型タバコなら臭いもなく、受動喫煙もない、あるいは低く抑えられると
タバコ会社の宣伝よろしくそう思い込んでいる人で
7時間の運行時間中にタバコを吸わずにはいられない人は、禁煙の車内で吸うかもしれません。
あと一つ、可能性としてあるのは、乗務員が休憩中にタバコを吸い
車内に戻ってきた時のサードハンドスモークが充満することです。
いずれにせよ、お客の喫煙なら乗務員が見回ることや、カーテンをなくすことで防げますし
禁煙のアナウンスの時に、新型タバコも例外ではないと付け加える必要があるでしょう。
喫煙したことがわかったら途中でも降りてもらう、といったアナウンスも有効だと考えます。
乗務員のサードハンドスモークなら、禁煙を謳ったバスの運行中の喫煙は会社として禁止し
喫煙する社員は禁煙外来へ通わせるなど、対策が急務と考えられます。
今回の急激で激烈な体調悪化はかなり衝撃的な出来事でしたので
「とちの木号」の運行会社2社と日本バス協会・国土交通省には経緯を説明し
新型タバコ対策と車内禁煙の徹底、乗務員のバス運行中の喫煙について問い合わせる予定です。
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乗客は車両に乗る直前まで喫煙しています。
新幹線には車両の中に喫煙所もあり問題です。
女性客が多く乗っていると思ったタイプの深夜バスに乗ったつもりが、男性客が多くいて、毎回の休憩ポイントのパーキングエリアで喫煙してバスの中の空気を汚染して、自分も眠れませんでした。
電子タバコも普通のタバコも厳しく取り締まる必要があります。
乗客と運転手等の喫煙者の呼気や付着した有毒物質が数時間締め切った空間を汚染する3次喫煙被害を無くすには、喫煙者ゼロ車両が必要です。
大昔、旅客機に乗ったら後ろで隠れて喫煙している乗客がおり、とても不快でした。
乗客の喫煙が見えなくても、アレルギー反応で、判ります。
運輸省と厚労省、各交通機関、駅、自治体の担当者に全面禁煙を訴える様になりました。
厳しい規制が出来るまで旅客機に乗れませんでした。
現在のタバコは昔よりもっと強力に汚染物質になっています。
2次、3次喫煙被害をゼロにする為には、タバコは販売と使用を禁止にすべきと思います。
タバコは非常に危険です。
発ガン性物質、放射性物質ポロニウム210、紙巻きの紙にはアヘンも入っています。
電子タバコは発ガン性物質やニコチンが更に強く入っていますが、麻薬成分も入っていると思いますので、精密な分析をする必要があります。
タバコ、電子タバコは精神も肉体も異常にさせ、他人に危害を与え、環境汚染する犯罪です。
一刻も早く非合法にする必要があります。
http://blog.goo.ne.jp/kituenwokangaeru/e/94ab1dcdda164030d8a4cd2df8b475fb
回答を受けて、大変不満があったため、バスの完全禁煙をめざす会に相談したところ、国土交通省・日本バス協会・一般社団法人大阪バス協会・近鉄バス・一般社団法人栃木県バス協会・関東自動車に、要請文を送ってくださいました(9月末日までの回答を要望)。
まずはその回答を待ちたいと考えています。
夜行バスに限らず、長距離高速バス・新幹線などは、受動喫煙被害に遭うと、途中で下車することができないので、被害が甚大になります。
私も、東海道新幹線で、隣の座席が喫煙者で、30分おきに喫煙ルームを往復され、体調が悪化したことがあります。
隣が喫煙者にならない保証はないのですが、のぞみでは、喫煙ルームから最も離れた場所なら、比較的喫煙者が少ないと予想して、5号車か13号車の中央付近の座席を確保しています。
実際、5号車・13号車の乗客の離席頻度は低いと感じています。
タバコ規制の問題、とくに非合法にするといった問題は、最終的には政治(立法府)による解決しかありません。
たばこ事業法を維持するような政府(与党)を選んでいるのは、私たち国民です。
メディアも、タバコ会社からの巨額のスポンサー料に首根っこを押さえつけられているので、当たり障りのない内容しか報道されません。
全ては、目先の税収と、タバコ会社によるお金の支配で決まっており、そこを崩す働きかけが必要です。