太平洋戦争の激戦地「硫黄島」の戦いを日米双方の兵士の立場からとらえた二部作「父親たちの星条旗」と「硫黄島からの手紙」はご覧になりましたか。クリント・イーストウッド監督で、どちらの映画も話題になりました。
「父親たちの星条旗」は、米軍が摺鉢山を制圧後、二度目に行われた星条旗掲揚の様子を写したローゼンタールの有名な写真が主題になっています。
その写真は米国から1945年に「Marines Rising the Flag on Mt. Suribachi, Iwo Jima」として発行されています。また、1995年に「第2次大戦勝利50年記念切手」の中の1種としても発行されています。
今回はグレナダが1970年に発行した「第2次大戦終結25年記念切手」に描かれている「星条旗掲揚」をご紹介します。掲揚のバックで砲弾が炸裂していますが、間違いではありません。この写真は2月23日に撮影されています。日本軍の組織的抵抗が「終わる」のは3月26日です。左側に米大統領ルーズベルトが描かれています。