MONTANO GUITAR No.66の修理の詳細
先ずはブリッジが浮いていたのでその修理から。
ブリッジプレートをアイロンで温めて剥がす。
プレートの裏側に斜めに黒くなっているのがわかる?
そこを中心に浮いていた。
プレートが反ったのかそれとも元々の加工が悪かったのか?
いずれにせよトップのアールに合わせてプレートを削りこんでピッタリに出来たらニカワで接着。
貼りなおしの注意点はブリッジプレートをキッチリとトップのアールに合わせる事。
ニカワを使用する時は画像にもあるようにプレートとトップ面を接着直前に温めておく事。
ワタクシは画像のように電球で温めております。
今回使用したニカワは常温で使用出来ると謳い文句があるけれど
何度かテストした結果は通常のニカワのように湯煎して使用するほうが良いです。
クランプで締め込んだら最低でも2日間放置。
んで貼りなおし完了。
通常指板にはアールがついていますよね。
アールの大きさは色々ありますが、普通はカマボコ形。
なのに・・・
逆アールやん。。。。
アールをつけて普通に弾けるようにとも考えたけれど、
ボトルバーでスライドすれば良いとの結論。
まあそんな感じで修理は完了。
他にも指板の剥がれ修理、フレットエッジなどの調整・・・などなど
オマケのスナップ。
ケースの小物入れから出てきたもの。
ではまた。