9月2日の台風12号による甚大な被害を受けた那智谷の県道を登りいつもの大門坂駐車場に車を止め妙法山に登った。
県道沿いには家屋がまったく無くなった所、1階部分が殆んど空っぽに流された家、傾いたままの家、谷川の川原が道より高く積み上がった所、道が半分崩落した所と水害の恐ろしさを見せ付けられるような光景にカメラを向けるのが気が引けて走り抜けました。
今日歩いた軌跡
大門坂の大木も台風12号15号に吹かれ枯れ枝等なくなり何か石段が明るくなったようです
熊野那智大社への長い表参道の石段も観光客が誰一人歩いていませんし参道沿いのお土産店も半分くらい閉まっています。帰りには数人の観光客に出会いホットしました。
水害で裏山が崩れ本殿(写真の真ん中奥)が1mほど埋まりましたが、大きな被害がなかったようでよかったです。
この水害で観光客が殆んど来なく今日は大社の境内には僕一人、建物内のお守り等の売り場に巫女さん2人横の売り場に神職2人でした。こんなさびしい参拝は初めてです。
いつもの石段を登ります
途中から左手にとって阿弥陀寺を廻って妙法山に登り、帰りは尾根道を大戸平(那智高原) コ-スで帰ろうと考えていましたが、途中石段の登山道が今回の崖崩れで無残な姿になっており無理して通らず大戸平方に引返しました。写真右手隅から中央に石段がありました。
この崩れが那智大社を襲った崖崩落の元と思います。最初に掲載した地図の青い線を見て下さい。
やっと大戸平(那智高原)です。桜の紅葉が始まっていました
大戸平から妙法への登山道横でも崖崩れが発生していましたが登山道は大きな損傷がありませんでした。
途中の富士見台から烏帽子山、那智の滝方向です。今回の崩落は山奥の方でも起こっています(赤丸の所)
もう少しで妙法山です
妙法山(794.1m)山頂で
後は元来た道を帰りました。