カモシカ

退職後主に夫婦で野山を歩いた記録です

残雪の八経ヶ岳(2011/04/24)

2011年04月25日 | 2011年前半の山歩

 いろんな方のブログを拝見すると近畿最高峰八経ヶ岳(1914.9m)にも相当な残雪があると言うことで登って見たくなりました。

天川村川合と上北山村西原を結ぶ酷道(国道)309号線行者還トンネル西口からのピストンです。

GPS軌跡図

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  総歩行距離:    10.5Km

  総所要時間:    8時間58分(休憩約2時間含む)

  累積標高差:    ±1,333m

いきなりの急登で標高を400m揚げます

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奥駈出合から約1Kmほど歩いた標高1600m辺からは残雪が多く見受けられるようになりました。雪は締まって固くアイゼン無しで歩けます

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何時もの八経ヶ岳ビュ-ポイントに来ましたが頂上付近はガスがかかっています

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晴れた日にはこの様に見えます 

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 聖宝ノ宿跡近くの理源太師様にお参りして八経ヶ岳をめざします。

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今年の2月6日の雪の多いい時期の太師は殆んど雪に埋まっていました(すぎちゃんのブログから画像拝借)こんな時期はよう行きません

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4月7日でもこのくらい雪が積もっていました(「のぶさん」のブログから)

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途中で雪の為登頂をあきらめて下山されて来た方に伺うと木製階段の所は相当な積雪で階段の場所が不明瞭とトラバ-ス地点の雪が多いとのこと、危険を考え階段コ-スを避け尾根筋を直登することにしました。

尾根を少し登ると   おぉ凄い雪。

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アイゼンを付けGPSで方向を確認しながらヤタケタに這い登ります

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やっと弥山避難小屋に到着、このころから青空になり風もおさまり最高の登山日和となりました

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これから目指す八経ヶ岳です。まわりの木々にはうっすらと樹氷が着いています

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小さな樹氷

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弥山小屋にバックパックをデポし空身で山頂へ、山頂直下で積雪1m程の所もあります

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頂上です。山頂にはまったく残雪がありません。

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廻りの山々も残雪があります、中央向こうの尖がった山は釈迦ヶ岳で半月前に登りました。

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頂上の樹氷は少し大きく着いています

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オオヤマレンゲを鹿の食害から守る為に設置された鹿避フェンスの侵入扉が積雪の為開きません、普通は1.5から2mあるフェンスが積雪の為1m弱しかありませんから跨げさせて貰いました。良い子はけっして真似をしないで下さい。

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弥山神社の下の鳥居もこんなに低くなっています。後に小さく写っているのが、nikk***さんと思います(nikk**さんのブログに僕と思われる人に遭ったが声をかけなかったと書かれており多分僕とこの鳥居ですれ違ったと思います)

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お昼は弥山で肉うどんを炊いて食べました

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大普賢岳です

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登って来られた何人かの方に聞くと夏道の木製階段コ-スも難なく登って来れたとのことで、そちらのコ-スで帰ることにしました。

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やはり雪斜面の降りは慣れないと緊張します

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周りは残雪ですがブナの芽は少し動いており新緑はもうすぐです

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標高1550m辺りではバイケイソウが芽吹き始めていました。

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今日の高低図

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コメント (29)
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