昨年12月に熊野古道大辺路を田辺から日置まで歩いた続きとして今回見老津まで22.7Kmを8時間21分を要して仏坂、馬転坂、長井坂と3箇所の峠を越えるトレッキングとなりました。
↓ 歩いた軌跡です
↓ この口ヶ橋が昨年田辺から古道富田坂を歩いた終点で今日は此処から歩き始めとなります。
↓ 先ずこの橋を渡って日置川沿いを2.5Kmほどさかのぼります。先日来の雨で流れる水が少し濁っています
↓ 歩きの為口ヶ橋廻りのコ-スを取りましたが、舟で川を渡っていく正規のル-トである安居(あご)の渡し場に到着です。予約を入れれば地元の人たちが小舟で渡してくれます。
↓ 此処から仏坂の始まりです
↓ この峠越えはル-トのほとんどが杉桧林で見晴らしがなく、古道のほかの峠に比べて人気が今一ないのが解ります。
↓ 峠を越えて西に降って行くと次の町「すさみ町」の町並みと太平洋の海が見えほっとしました。
↓ この辺りからは自然林の気持ちの良い道が続きます
↓ 道の所々には古道の石畳の一部が残っていました
↓ 仏坂越えの後はすさみ町の街中を通ってやっと国道42号線に出ます、しばらく海を見ながら辛いアスファルト道の歩きです。
↓ 次は馬転坂ですが、距離が1Kmほどで馬が転びそうも無い小さな峠越えです。この峠を越えると一度42号線に出て直ぐに和深川という川沿いの集落を終点まで上り詰めます。
↓ 和深川の集落です。田んぼは稲の植え付けの準備が終えて水を一杯はっています。
↓ 廻りの山々は春の新緑に燃えています
↓ 長閑な集落を小1時間散策を楽しみました。途中この古道を整備等されている「熊野古道刈り開き隊」の新谷さんに遭い少しお話を聞きました。
↓ 今日最後の峠道「長井坂」の入り口です、距離700m、標高差約140m、約20分の登りです
↓ 此処からおおむね水平道の楽しい古道歩きとなります、記念に一枚
↓ 新緑のトンネルは最高です
↓ 今朝からの疲れも少し取れそうです
↓ 所々で太平洋が望めます
↓ 最後に新緑のトンネルをもう一枚
↓ 今日約8時間歩いて山中で出会ったのは一人だけです。この頃古道を歩く人が少なくなったのかなぁ、そのせいか道は踏まれているというより猪に掘り返されている状態です。
↓ そこ此処に咲いていました
↓ やっと見老津です、写真左手がJR見老津駅です
↓ 今日の高低図
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*熊野古道大辺路①(田辺-日置)が見れます