新年初歩きは熊野那智三山の一つ妙法山(749m)に初詣をしながら登ってきました。
妙法山は今回10回目の登山でいつもの通り大門坂駐車場からの出発です。
総移動距離: 10.7Km
総所要時間: 4時間40分
累積標高: 995m
GPSの軌跡図です
大門坂の石段を登ります
大きな朱色の鳥居が迎えてくれます
先ず熊野那智大社の神殿にお賽銭を入れ今年一年の安全をお祈りしました。正月も過ぎ今日は8日の金曜日で人出もほとんど無し、巫女さんも目のやりどころが無く真正面を見ていましたので、こちらも遠慮して横から写真を撮りました
いつもの所からの那智の大滝、この時期としては水量多し
妙法山に登る途中の開けた所から那智勝浦の町が眼下に見れます、今日は大変空気が澄んでいて太平洋の水平線がくっきり綺麗です、北の方は青空ですが、南の方はうす雲が出ています
妙法山阿弥陀寺にお参りして頂上を目指します
途中の道は相当急な所もあります
頂上には阿弥陀寺の奥ノ院「浄土堂」が建てられておりそばに国土地理院の三等三角点があります。ここの三角点は自分のGPSで測定した数値と何時も10mほどずれています、理由はわかりません
妙法山から那智高原に降る途中の富士見台(今まで富士山が見える最遠の地でしたが近くの色川辻でも見えるとのことで2番になりました)から見た、先日登った烏帽子山とその前に登った光ヶ峯が綺麗に見えます。(妙法山、烏帽子山、光ヶ峯を那智三山と言います)
富士見台に設置していた双眼鏡にデジカメを引っ付けて烏帽子を撮影しました。右の大岩が名前の由来です
那智高原を過ぎ降って行くと朝の分岐点に到着です
那智の大滝への参道です。こちらの方は参拝者もちらほら見かけます。
この大滝は飛龍神社(ひろうじんじゃ)で熊野那智大社の別宮であり、那智の滝自体が御神体であり、本殿は存在しません。拝殿もありませんから、滝に向かって手を合わせました。社務所で車に付ける交通安全のお守りも頂きました。
那智の滝の広場の端に「光ヶ峯遙拝所」があります。木が無ければ此処から光ヶ峯を見ることが出来ます。
大門坂の終わり近くには、和歌山県が生んだ生物学・民俗学の巨匠「南方熊楠(みなかたくまくす)」が 滞在した大阪屋旅館跡があります。