カモシカ

退職後主に夫婦で野山を歩いた記録です

転法輪岳(2009/04/11)

2009年04月12日 | 2009年前半の山歩

 国道425号線白谷トンネル口より四十数個の鉄階段(NTT通信塔管理用)を延々と標高にして300m登り大峰奥駈道に合流し行仙岳(1226.9m)、倶利伽羅岳(1252m)を通り今日の目的の山転法輪岳(1281.2m)までピストンで大峯奥駈道を楽しんで来ました。

    総歩行距離:  約9Km

    総時間   :  7時間20分 (内休憩 2時間6分)

    累積標高  :  1200m 

 朝一番に鉄の急階段に息を切らしながら大峰奥駈道に出ました。10分ほど奥駈を進むと行仙岳の頂上です。頂上にはNTTの通信塔とNHKのTVとFMの中継塔が建てられてます。

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行仙岳の頂上からは今日のル-トが一望出来ます。ここから前方にほぼ真っ直ぐ 140mほど急な斜面を降ってすぐ登り返して(下記の写真の赤い点のル-トの始まりの所)その後何回かアップダウンを繰り返すと倶利伽羅岳(くりからだけ)です。倶利伽羅から転法輪岳(てんぽうりんだけ)までは写真以上に急登急降下の連続です。この道は写真の中央に薄く写っている孔雀岳、釈迦ヶ岳と続いて吉野に至ります。右の鉄塔はNHKのTV電波の中継アンテナ。

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気持ちの良い尾根道です

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先ほどの行仙岳の通信塔がはるか遠くに見えます

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さすが修験の道「大峯奥駈道」です、厳しい道が続きます

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転法輪岳の頂上は綺麗なところです

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転法輪岳の名前の由来を調べてみました。

法輪とは仏教の教義、特に釈迦が説いた四諦(したい)・八正道のことで、その教義を他人に伝えること(転)を転法輪と言います。

 ※四諦とは

   ・人が生きるということは苦であるという真理

   ・その苦の原因は人間の執着にあるという真理

   ・この苦を滅した境地が悟りであるという真理

   ・その悟りに到達する方法は八正道であるという真理

 ※八正道(はっしょうどう)とは、人間の八つの正しい道のこと

   正見・・・正しく見る

   正思・・・正しく考える

   正語・・・正しく語る

   正業・・・正しく働く

   正命・・・正しく生活する

   正進・・・正しく人と調和する

   正念・・・正しい目的意識をもつ

   正定・・・正しい反省と瞑想、禅定(ぜんじょう)する

まったくもって其の通りですが、なかなか出来ることではありません。

GPS軌跡図と高低表です(見にくい場合はクリックして見てね)

Tizu

       

Photo

コメント (12)
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