墨工房日記

墨職人の楽しみながらの、奮闘記

古道のシンボル、壊される

2008年06月20日 | Weblog
昨日から、地元では大騒ぎです。

世界遺産・熊野古道のマスコットとしてシンボル的な存在の
“牛馬童子”が心無い人により、首から上が破損され、持ちさらわれたのです。

私も、何回も訪ね、友人が来るたびに紹介した像です。


“牛馬童子”は田辺市中辺路町の熊野古道沿いにあり、
高さが約50センチ、平安中期に熊野古道を訪れた花山法皇が牛馬に乗る姿を模して、
1890年頃に作られたとされています。

古道の歴史に比べて、日は浅いのですが、牛馬童子に逢うことは古道を訪れる人の楽しみの1つです。

なぜ、牛と馬に乗る??
熊野古道は急峻な山道もあれば、歩きやすい里道もある、
苦しいところは、牛の如くゆっくり、歩きやすいところは馬の如く速く走るとの教え!!

人生、いたるところで活かせると思います。

今日、開けた日経新聞の全国版の記事でも紹介されていました。
人気の程がわかります。

来週、東京などから友人が遊びに来ます。
案内するのを楽しみにしていたのですが、残念です。

紀州松煙ロゴ

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2 コメント

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Unknown (たなくん)
2008-06-21 21:28:53
石像壊し、本当に残念です。

ところで、今日昼、中世古さんが毎日TVに出ているのを見ました。缶つぶしとかでトミーズ健にいろいろと説明をしていました。
中世古さ~ん!、ハンサムに映っていましたよ~。
情けないですね (讃岐の夢心)
2008-06-22 22:43:07
熊野古道の中辺路町にある牛馬童子の頭が壊された。
先日ニュースと新聞で知りました。
残念至極です。

小生本物は見ませんでしたがとがの木茶屋の傍のレプリカは見ました。

26日関東組がそちらへ来られるという事聞いております。
本物がお見せできないのは残念ですがね。
ワイワイ楽しみですね。

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