むらちんです
水曜昼過ぎに、出張先の阿児町を出発
美しい景色が有名な志摩市阿児町
真珠の名産地
だがそんなものを堪能してる時間は無い
仕事を終えるや否や、すぐに目的地を目指す
昨日の走行距離は550キロで、9時間かかった
これから走らねばならない距離は600キロ以上
兎にも角にも早いとこ走り出さなきゃ今日中に目的地にたどり着けない
阿児から伊勢へ向かう山道では、道端でウロウロしてる子鹿を見かけた
やはり自然豊かなエリアだ
車に轢かれませんように・・・・
そう心で祈りながら通り過ぎる
道中、心配してた大阪での渋滞はさほどひどくはなく
まずまず順調なペースで進み
やがて四国へと渡る明石海峡大橋までやってきた
高知アカメチャレンジは今回で10度目
マイカーでチャレンジするのは5度目となる
初めてマイカーで四国へ乗り込んだときは、
なんて遠いんだろう・・・・と思った
相変わらず遠いことには変わらないが、
その先に待ってるだろうアカメのことを思えば、そんなに苦痛ではない
帰り道は苦痛だが(笑)
大鳴門橋を陽が沈む前に渡り、四国入りした
ここから延々走り続け
なんとかその日のうちにポイントまでたどり着くことができた
水曜
23:00~07:00
四万十川
1年ぶりの四万十川
去年は夏に2度訪れた
7月の満潮時にJロッドで掛けた推定70センチは取り込みに失敗したが
8月の干潮時に掛けた2本はきっちりゲット
67と69センチ
その前の年は浦戸湾で57センチの初アカメをゲットしたんで、今回は3年連続アカメゲットを狙っている
サイズは極端に小粒じゃなければ別にいい
50センチくらいのアカメでも万々歳だ
四万十でホゲたら浦戸をやれば1本は出せるだろう
まあ、結局のところは四万十で70センチくらいのが釣れちゃうだろうがな(笑)
月が雨雲に隠れて真っ暗闇
潮位が高いのが気になるが、とりあえずは俺の実績ルアーを投げまくる
SAX110を投げまくり
潮位が下げてきた頃に剛力120を投げまくった
他にもたくさん投げた
1時の満潮を挟み、投げ続けた
だがアカメの気配は微塵も感じられない
やはりベタ干の夜でなければダメなのか?
そろそろ空が白み始める時刻だ
明るくなると更に釣れなくなるはず
仕方なく浦戸湾での俺の実績ルアー、ナチュラルカラーのケッパーにチェンジ
スローに引く
コッ!
何か喰ってきたが乗らない
アカメの稚魚なのか?
その後も何度か喰ってきたが、やはり乗らない
暗闇だが水が澄んでるからなのか?
とにかく浅いバイトだ
とにかく何でもいいから景気付けに1本揚げたくなってきた俺
盤洲でキャスト&放置でもシーバスが釣れる、クリアカラーのケッパーにチェンジしてみた
心の中で活き餌と呼んでる、最強のルアー
こいつを沈めてデッドスローに引いてくる
クククッ!
乗った!
ビビビッ!
ちっこいくせに激しく跳ねて
そして即バレ・・・・
やはりアカメの稚魚ぽいな
今思えばこの後、ちっこいやつは相手にしなければ良かったのかもしれない
去年の様に剛力120で遠目を攻め続けるのが良かったのかもしれない
稚魚に翻弄されてるうちに陽も昇り
スタミナ自慢の俺もさすがに7時に力尽きてしまい
そして終了
1時間ほど仮眠をとり
風呂に入り汗を流し
食事をとり
また仮眠をとり
まだ暑さの残る夕方から同じ場所で再開
木曜
16:00~22:00
四万十川
満潮15時からのサゲ
狙いは20:30のベタ干
車に積んできた全てのルアーを手さげに詰め込み、ポイントへ持ち込んだ
ロッドも、ステラをセットしたルナミスだけでなく、1.2号ラインを巻いたカルディアキックスをセットしたかつての相棒メジャクラクロステージ96を持ち込んだ
明るい時間帯にナチュラルカラーのケッパーで激しくジャークすると
やはり20センチくらいの小魚が追いかけてくる
この形、やはりアカメのこどもの様だ
だがあまり深追いはせず、すぐにブルーオーシャン等にチェンジし、下の層を探る
根掛かり覚悟で下を探り続ける
根掛かり覚悟だったんだが
結局ひとつもロストせず
そのままベタ干を迎え
そのうちアゲに転じ
さすがに諦めもついた
おかしい・・・・
何かがおかしい・・・・
高知遠征は今回で10回目の俺
過去の9回のうち、8回は何かしらが釣れてる
唯一釣れなかったのは、推定70センチのアカメを足元まで寄せてラインブレイクしてしまった時だけだ
それほど相性がいいはずの高知なのに・・・・
もうひと晩四万十を攻めるのもアリかもしれないが、さすがに気力も尽きた
移動しよう
車を走らせる
2時間以上かけて走り続け
そして2年ぶりとなる浦戸湾に着いた
金曜
02:00~08:00
浦戸湾
ちょうど満潮時刻から開始
やはり同業はいない
はっきり言って釣れる気はしないが、2年前に結果を出してくれたナチュラルカラーのケッパーを投げれば、気まぐれに釣れてはくれないものだろうか?
そんな感じで攻め続ける
だが、車中泊を続けてきたツケが、ここへきて身体を襲う
眠いだけでなく、睡眠不足からくる頭痛
手首も腕も肘も痛い
足腰にもキテる
アラフォーとはとっくに言えないくらい歳を重ねている俺
開始早々から、もう体力の限界がきてるなとは感じてたが
それでも攻め続けた
何で攻め続けたのかというと・・・・
見たんだよ、70センチくらいのあいつを
流れのまったく無い箇所で丸太ん棒みたいなあいつがサスペンドしてた
たまたま、水色でも確認しようかとライトで照らした箇所にあいつはいたんだ
だが照らすと同時にゆっくりと沈んでいったんだがね
まあ、そうこうするうちに朝を迎え
何のバイトもとれぬまま力尽きた
仮眠をとり
風呂に入り
餃子を食い
そして睡眠不足からくる頭痛に悩まされながらもまた懲りずに同じ場所にアタック
金曜
14:00~02:00
浦戸湾
あまり同業の入ってこない箇所で開始
16時の満潮に向けてアゲてくる時間帯
ブルーオーシャンなんかで広く探るも、2年前同様に何も反応が無い
ケッパーにも反応が無い
気分を変えてナチュラルカラーのデビルフラッターを投げる
スローに巻いてくると何かがコツッとアタってきた
次に沈めた後にユルめなトゥイッチで誘ってみる
3回巻いた後に1回ユルめなトゥイッチを入れる誘い
クククッ!
出た!
稚魚でも何でもいいからアカメであってくれ!
バレる前にソッコー寄せて抜き上げた
まあ、ヒット直後の動きから、アカメではないのは何となくはわかってはいたがね(笑)
18センチのショゴ
去年四万十でレッパに出たやつよか全然ちっさい
だが、今回やっと出た1本
嬉しくないわけがない
ありがとう高知
何だかんだともてなしてくれた
だが、もしやこの1本で終わりなのか?
そんな不安も頭ん中をよぎる
トイレ休憩の後、今度はいつもの場所で再開
ランガンしながら探ってゆく
同業もひとりまたひとりと増えてくる
まあ、全員がルアーというわけではないが
陽も傾いてきた頃
ドバーーーーンッ!!
沖でド派手な水柱
デカボラにでも襲いかかったのだろう
それにしてもド派手だ
ドルフィンジャンプかと思ったよ
いいもん見させてもらったよ
また、遠投したデカザブラの着水に驚いてドバンッと飛び跳ねるアカメも見た
やがて辺りも暗くなり
ベタ干の21:30が近づいた頃
ケッパーやエックスラップにコツコツとアタりが出はじめた
ショゴのアタリかもしれないが・・・・
もうこの時間帯になるとさすがに身体中が痛くてキツくて
地べたに座りながら投げる
そして23時近くになり
もう諦めよう
そう決めた
日付が変わったらもう帰ろう
だが帰る前にひと通りポイントを覗いてから帰るとするかなと
ちょこちょことランガン
すると、夕方にデカイ水柱をみた箇所の岸近くでザザザッ! と動きが
アカメのボイルだ
わりと頻繁に出てる
2年前に出くわしたボイルと違い、大きめな動き
ベイトがデカイのか?
とは思いつつも小型のケッパーを投げる俺
喰った!
と声が聞こえた
近くでやってた若者にヒットだ
俺のケッパーに喰ったのではない
ドッバーーーーンッ!
ド派手なエラ洗いを繰り返すそいつ
あきらかに俺のみたことのあるサイズではない
しばらくの攻防の後、岸に寄ってきたそいつ
デカすぎるアカメ
ミノウオだ
後で聞いたところ1.2メートル近くのサイズだったとか
もうこのくらいのサイズだと、センチで呼ぶのは失礼な感じ
やはりボラの泳がせ釣りは強いな
これに感化されてまたデカイルアーに戻して攻め続ける
延々と攻め続ける
気づけばもう2時
12時間もブッ続けで釣りしてることになる
さすがにもうダメだ
眠いし、もうダメ・・・・
ということでもう止めることにした
今すぐにでも眠りにつきたかったが、
この場所で眠ってしまうと、眠りから覚めたときにまた釣りしたくなってしまうんで
頑張って高速に乗り、PAに車を入れて眠りについた
で、目が覚めた後はダラダラと走り
高知を出てからちょうど24時間後の日曜の2時に千葉へと帰ってきたのだった
こんな感じで3年連続アカメゲットは成らずで終了!
簡単に釣れるんじゃないかなと錯覚してた愚かな俺
まあ、相変わらず楽しかったけどね
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