Irisの八ヶ岳山麓便り

季節の移ろいを感じながらスローライフ

どんど焼(本番)

2013年01月13日 | 日々の暮らし
1月12日19:30撮影


1月12日(土)  
夜の7時半に開始ということなので、夕食を済ませ7時半を少し過ぎた頃に行ってみました。すでに火柱が2本夜空を焦がしていました。人が多いのに驚きました。小さい子供たちと親世代や中高年が多いようでしたが、若者も結構いました(中高校生ぐらいの年齢は少なかったかな)。



手に繭玉をさした柳の枝を持って、どんど焼きを取り巻いていました。火の勢いが強くて、繭玉を焼きたくても近づけません。大人たちは熱燗の紙コップ酒を飲みながら、子供たちはお菓子を食べながら、火勢が衰えるのを待ちます。



少し前から、柳の枝がスーパーマーケットの店先に並び始めました。1本100円。はて、これは何に使うのか?箒にはならないし、見当もつきません。田舎暮らしを初めて以来、こうした季節限定の品物に時々出くわします。いつも色々考えてみるものの思いつかず、店員さんに聞くことにします。柳の枝は、どんど焼きの時に、繭玉(赤、白、緑のマシュマロ様のものが袋詰めで並んでいました)を刺して焼いて食べるということでした。



てっぺんのダルマも焼け落ち、正月飾りも、中心の樅の木も大方燃えた頃に(支えの柱だけはしっかり残っていました)、どんど焼きに繭玉をかざして焼き始めました。繭玉はお餅だそうで、かなり火に近づかないと焼けないようです。繭玉のことを隣の人に質問したら、焼きたてをいただきました。スーパーで買ったものということでしたが、柔らかくてほんのり甘く、素甘のような食感でした。



消防車が2台、待機してました。繭玉焼きが一段落したら、厄投げが始まりました.厄年の人たちがお菓子などを投げ、大人も子供もそれを楽しそうに拾っていました。そして人々は三々五々、満天の星をながめながら帰っていきました(新月でした)。


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