SIDEWALK TALK

ウルルン不滞在記

Ururun自民党の国会議員3人が、韓国・鬱陵島訪問のため、ソウルを訪れたが、
韓国当局に入国を拒まれ、日本に帰国した。
平たくいえば、門前払いを喰らった格好だ。
一見マヌケな感じもするけれど、
威力偵察としてはそ?れなりの意味はあったかと思う。


想定どおり、ソウル市内の日本大使館前で抗議行動がおこなわれた。
ある意味、彼らのやってる行為の方がグローバル・スタンダードなのかもしれないけど、
他国の国旗を燃やしたり、議員の顔写真を貼り付けた棺桶を持ちだしたり、
お世辞にもお行儀がいいとは言えないな。
この抗議集会に参加した人は、どれだけ歴史的事実認識を持ってるんだろう。


けど、僕も同じようなもんだろう。
竹島は日本固有の領土という僕の根拠は、耳学問にしかすぎない。
マッカーサー・ラインや李承晩ラインについてもザックリと聞きかじってるだけで、
ちゃんとした記録や書物を調べたことはないもんな。
要するにチープなナショナリズムで、日本領だと思い込んでる。


けど、これだけは言える。
適正な手続きを経た日本の国会議員の入国を、
民主主義国家を標榜している韓国が一方的な理由で拒否したのは問題だ。


今年2月22日「竹島の日」、韓国の議員や有識者等が、島根県にきて?抗議行動をした。
その際、わが国は入国禁止措置を取ったり、竹島?博物館の見学を拒絶したりしなかった。
このことを、どれだけ?の韓国国民が知っているんだろうか?


竹島の領土問題が原因で日韓関係全体がギクシャクすることは、
両国にとって何のメリットもない。
国家のもっとも根本的な主権にかかわる領土問題の解決は容易ではない。
正直、話し合ったところで妥協点を見いだせるとは到底思えない。
領土問題が他の問題に悪影響を与えないよう、日韓両政府は叡智を結集する必要がある。

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