12RIVENの全てのエンディングをコンプリートしました。
といっても、∫ルートのバッドエンドは錬丸ルートのバッドエンドと
全く同じ結末だったのでちょっとがっかり・・・><。
さてここからはネタばれも含む感想を。
まだクリアしてない人、プレイしてない人は
絶対に読まないで下さい!!!!!!!
・ストーリー
錬丸/鳴海のそれぞれの視点で物語が展開する模様はEver17を彷彿とさせます。
それぞれのルートをクリア後に真エンディングに向かう∫ルートが開放される
作りもEver17と一緒。後半にかけて洪水のように明らかになるトリックの嵐を
堪能することこそがこの作品の醍醐味。しかし、解釈が難解な部分が多々あり、
初見で全てを把握・納得するのは至難の業w
この辺りは今後、プレイヤー間の考察で補完していくしかないかと^^;
・システム
標準的なAVGのシステムだと思われますが、オプションの初期設定で
「未読スキップ」がONになっているため、設定を変更していない場合に
STARTボタンで読んでないテキストが飛ばされるトラップが発動します。
あと、プログレッシブ出力にも非対応、テキスト既読率が表示されない等、
微妙に物足りなさも。まぁでも不便は感じないので及第点かと。
・キャラクターデザイン
わざわざ2人絵師を起用していることに何か意味があるのかと思いきや、
錬丸/鳴海の各ルートで立ち絵から一枚絵まで全部絵が変わっているという
拘りよう。物語の根幹に関わるトリックにも関わっているのにも感心しました。
個人的には滝川さんの絵の方が好きですが、bomiさんも良いです。
・グラフィック
立ち絵は良いのですが、一枚絵の作画崩壊ぶりがやばすぎます。
恐らくこの作品のもっとも大きいマイナスポイントでしょう^^;
予算と時間が無かったり、色々原因はあるんでしょうけど、
一枚絵を書き直してリメイク版を出して欲しいです・・・。
・サウンド
BGMは文句無しです。
SEはちょっとショボイです。銃の発砲音が錆付いた戸を開ける音にしか
聞こえないのは私だけですか?まぁ最終的には慣れましたけど^^;
ここからは気になった所やらどうでもいい話やら
・ミラージュと志村クラブ
遊々親衛隊とマイナ萌えファンクラブということに気付いたらワラタw
・トラック落下事件
いじめられたくらいで体育館を破壊するなよと・・・。
それ以前にΨのトリックの説明だと、トラックを天空から降らせた
仕掛けがイマイチはっきりとしない未解決事件だったりします。
ミュウだけが特別な能力を持っているでFA?
・現世界の錬丸の自我
A世界で行動しているはずの錬丸がバリバリ自我をもって現世界で行動している
仕掛けも私にはイマイチ分からないままでした^^;
現世界とA世界で別々の自我が出来て最終的に統合されたでFA?
・L様
って結局誰だってんでしょうか^^;
・残り22人のサイクロン
結局チサトとオメガしか出てこなかったw
次回作があれば、L様と一緒に登場したりするんでしょうか・・・
・Ψクリミナル
ヘルメット集団。彼らの絵を見た瞬間に地雷臭を感じ取る人多数。
・リミナリティ
なんかせっかくの重厚なシナリオを安っぽくさせてしまっている要因な気が。
真稲夫妻を殺害した殺し屋も頭悪そうだし・・・。
・伊野瀬研究員
外道。
・真琴
桃ビキのお姉さん。バッドエンド以外は必ず死ぬ悲惨な運命の人;;
・メイ
ツンデレシスコン
・一番好きな一枚絵
遊々が誕吾にキレて蹴りまくるシーン。
見えそうで見えないところがGJと言わざるをえない。