金木病院

太宰治のふるさと津軽の金木町。危機に瀕した金木病院がみんなの協力でもちこたえました。

救急再開の現場記録!

研修医、拠点病院に集約

2007年05月19日 06時53分18秒 | その他
研修医、拠点病院に集約 政府与党検討 終了後へき地に

『朝日新聞』 http://www.asahi.com/life/update/0518/TKY200705180326.html

政府・与党は18日、医師の不足や地域間の偏在を解消するため、大学卒業後の研修医の受入れ先を地域の拠点病院に限定し、拠点病院にへき地への若手医師派遣を義務づける方向で検討に入った。
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政府・与党は同日、意思不足対策のための協議会を発足。100人程度の医師を国立病院機構などにプールし不足地域に緊急派遣する対策とともに、拠点病院からの派遣策について具体的な検討を進め、6月の骨太方針に盛り込む方針だ。
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政府・与党は、現在年1万1300人分ある研修医の定員総枠を、研修医の総数8600人程度に削減することを検討。都市部を中心に定員枠を大幅に削減することで、地方への研修医の流入を促進するとともに、受け入れ先を地域の拠点病院に限定する。
そのうえで、拠点病院に対して、研修の終わった若手医師を医師不足が深刻な地域に派遣することを義務づける。勤務を終えた医師には拠点病院でのポストを約束することで、若手医師の理解を得たい考えだ。
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このほか、長期的な対策として、一定規模以上の医療機関の院長(管理者)になる条件にへき地勤務の経験を盛り込むことや、都道府県が地元出身の医学部生に出す奨学金に国が財政支援する案も浮上。卒業後、地域医療に10年程度携われば、奨学金の返済を免除することなども検討する。

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異論なし。すべて実現してもらいたい。

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12 コメント

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おもしろいです (大学の医師)
2007-05-19 08:38:51
 地方の拠点病院に研修医を派遣すると…
つまり,最初から集約化ありきですね
 研修医が行く病院は,産科,精神科,麻酔科,小児科など必修科目があるはずです,その用件を満たし研修たる病院には,それほど医師不足ではないのでは?
 研修医を派遣されても9時5時で帰らせなければならないのは国の方針では,やってることが無茶苦茶ですね。
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Unknown (管理者)
2007-05-19 08:51:49
研修医受け入れによって生じる余力を地方の病院に提供するというふうにとらえましたが。
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焼け石にマグマ (北東北公立勤務医)
2007-05-19 08:56:13
 この案の成否はポストを餌に僻地派遣する拠点病院が生涯勤務するに値する魅力があるか否かにかかっている。
 今一番きついのは大学病院と拠点病院の中堅クラス。診療だけでも忙しいのに、研修医の指導まで無償で負わされる。研修医はかつてのような雑用奴隷ではないから指導に当たるメリットはない。
 医師逃散の最前線は実は僻地ではなく、この拠点病院中堅クラス。拠点病院は大学医局での派遣優先順位が高いから、僻地から医師を引き上げて補充する。僻地では残った医師の業務負担が増えるから、さらにそこからも逃げる。
 今さらそんなポストが餌に使えると思っているのはあたかも還暦過ぎた女優が「ヌードになるから映画の主役にして」と言っているようなもの。
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そうですか (Unknown)
2007-05-19 12:27:49
 研修医を派遣されると,余剰人員が増えるとは思えませんが…,研修医がいて余剰人員が増えるのは雑務の多い,大学病院ぐらいでは…
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Unknown (元金木病院医師)
2007-05-19 17:54:42
具体的にはこういうことになります。

西北病院を拠点に、鶴田、つがる、木造、金木、板柳の各病院と、小泊、市浦、深浦の診療所に医師を派遣

これだとマスタープランと同じです。
西北病院ですら標欠の危機にあり、周辺の病院に医師を派遣する余裕などないのはご存じの通りです。

この案では金木病院の医師不足は解決しないと思いませんか?
管理人さん。
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Unknown (管理者)
2007-05-19 18:41:22
医師の絶対数が増えれば地方が恩恵を受けることになります。問題は数値でしょう。
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Unknown (アンディ)
2007-05-20 10:40:54
>政府・与党は、現在年1万1300人分ある研修医の定員総枠を、研修医の総数8600人程度に削減することを検討。都市部を中心に定員枠を大幅に削減することで、地方への研修医の流入を促進するとともに、受け入れ先を地域の拠点病院に限定する。

田舎に流されて研修医やる気なしクラブが隆盛するだけの気がしますがね。


>大学卒業後の研修医の受入れ先を地域の拠点病院に
限定し、拠点病院にへき地への若手医師派遣を義務づける方向で検討に入った。

派遣されるのは初期研修修了後の若手なのでしょうかね。
んなもん導入されたら僻地に近い拠点病院から若手が一斉に去るだけでしょうに。
都会にか海外にか他業種にかは知りませんが。

ともかく
導入→若手が都会へ→地域拠点病院労働力減→拠点病院を中心に崩壊
で逆に数減りますから。
医師個人の自由意志で。
医師を将棋の駒か奴隷とでも勘違いしているんですよ。厚労省は。

仮に絶対数が増えても士気の低下→結果として戦力の低下は避けられないでしょうね。
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Unknown (KK)
2007-05-20 16:18:48
一言でいえば、戦時の学徒動員です
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Unknown (元金木病院医師)
2007-05-20 19:40:17
私(達?)が危惧しているのは、このやり方では、逆に西北五地区から医師の絶対数が減少するのではないかということです。
研修医は強制的に西北病院にくるかもしれませんが、研修が終わったら首都圏へ帰ってしまう可能性が高いと思います。
さらに西北病院の常勤医師を強制的に周辺病院へ派遣となったら…辞める人が続出しそうです。
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Unknown (管理者)
2007-05-20 20:07:52
辞める人が続出すれば、それはそれで新たな対応が求められることになるでしょう。

元金木病院医師さんは、西北五の状況をある程度ご存知と思います。どうしたらこの地域の医療崩壊を防ぐことができるとお考えですか。
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