kimekime25

敬称は省略させていただきます。
引用が不可能になり、ブログの時間もとれない。時間があるときUPします。

私を選挙に連れてって!

2009-08-26 21:28:46 | 自end

たくさんのアクセスに

深く感謝申し上げます。


さて

毎日の地方版で

幾つか面白い記事を見つけた。

  *********「毎日新聞」****************
 この国を問う:09衆院選・選択を前に/中 伊奈かっぺいさん /青森

 ◇変える一歩のきっかけに--タレント・伊奈かっぺいさん(62)
 盆休み中の8月中旬、タレントの伊奈かっぺいさん(62)に青森市内の事務所で会った。軽い雑談をして本題に入ると開口一番、こんな言葉が飛び出した。「首相がいてもいなくても明日の飯が急に食えなくなるわけでもなし。どうしたって関心は薄くなる。うちのだんながコロっと死んだというなら来月の給料が出なくなる。そっちの方がはるかに大事」。滑らかに話すと氷が入った冷たいお茶をぐいっと飲んだ。
   ◇  ◇
 国民の政治への関心が低いと言われる。象徴的なのが、テレビが街頭インタビューで必ずといっていいほど流す「誰がなっても同じでしょう」のあのフレーズ。かっぺいさんは「それはみんな分かっている。いまさら報道しなくてもいい」という。

 「政権選択」をかけた今回の選挙で、各党は市民受けする身近な政策を前面に出している。しかし、かっぺいさんは素人に見破られるようなキャッチフレーズやマニフェストはやめた方がいいという。

 「私が選挙参謀だったら」として出したキャッチフレーズは「どうなるかあたしにもよく分からないけど、ちょっとやらせてみてよ」。とにかく今よりはちょっとは良くなるというのを訴えろというのだ。「私に頼みにくりゃいいのにね。政治家を目指す人と一般市民をつなぐことができるかもね。ただ実際にやるのは大変だろうけど」と身を乗り出して冗談交じりに言った。

 かっぺいさんには政治が「虚」に見える場面が多々ある。例えば、政治家は選挙になると国民のもとにまで急に下りてくる。「いつも3、4階にしかいないのに急に地べたに下りてくる。『どぶ板選挙』とか言ってビール瓶の箱の上に乗っかったりしてやる。あれだってわざとらしい。みんな分かっているんだ。国会議員が全身全霊、国のために働いているというのがうそだということは」。国民はすべてがお見通しだぞ、といわんばかりだ。

 かっぺいさんはそう考える理由に「子供たちの目」を挙げる。子供が就きたい将来の職業の中に国会議員がないのは、素直な目から見て魅力がないからだ。「国会議員」と書く子が増えれば、この国は絶対悪い方向にはいかないと思っている。

 かっぺいさんが思い描く理想の政治とは。「誰も政治のことを考えなくても国がうまく動いているのが最高。国会議員なり官僚がしっかりやっているということだから」といい、「何かあるたびに『政治がおかしい』となるのは、国全部がおかしいということだ」と憂う。本当の政治家とは、陰で政治を動かしていることを一般の人に知られないようにする人だとみている。

 しかし、かっぺいさんは今回の選挙で変わることは何一つないと思っている。60年かけてつくってきたものが1年やそこらで変わるわけがない。だから「『変える一歩のきっかけにする』くらいの気持ちで見た方がいい」という。
   ◇  ◇
 取材も1時間を過ぎ、お茶もすっかり飲み終わった。「『こいつはダメ』っていう×(バツ)をつける選挙を一回やってみたいよね」とおもむろに話し出した。全部バツでもいいという。「投票所に行ったということが大事。○(マル)をつけさせようと思うから大義になる」。アイデアが尽きないかっぺいさんは取材の最後に冗談めかしてこう語った。「おれ、いい話するな。選挙出てみようかな」【後藤豪】
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 ■人物略歴

 ◇いな・かっぺい
 1947年、弘前市生まれ。68年に青森放送入りし、ラジオ・テレビのCMディレクターなどを務めた。タレントとしても86年に日本テレビ系番組へのレギュラー出演を機に全国区に。日常生活を題材にし独特の笑いを作り上げている。

 毎日新聞 2009年8月26日 地方版
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津軽弁で

面白い話をしていた彼を

懐かしく思い出していた。

一般的なことから

面白い角度で斬りまくっている。

わたしは政権が変わる事によって

ダイナミックに世の中が変わるとは

正直思っていない。

確かに

特定利権優遇の自民が

社会福祉重視の民主になって

富の分配を受ける国民が増えるだけという問題だろう。

しかし

少なくとも政権のキャッチ・ボールという

一定のルールが確定できる事には

間違いがない。


もう一つ毎日のローカル版から。

流動性の激しい地区の選挙様相について

*********「毎日新聞」*****************
  ’09衆院選:選挙区ルポ 8区 風頼み /埼玉

 ◇激しい住民の変動
 無党派層の動向が毎回、国政選挙の結果を大きく左右する8区。約35万人いる有権者の8割を占める所沢市は、4年間で住民の約4割が動く。

 所沢で基礎票と言われるのは、自民4万▽民主3万▽公明2万5000▽共産2万票。「埼玉都民」が多いことから、地方選での投票率は30~40%台と低いが、今回の衆院選では60%前後かそれ以上に上がると見られる。市内で約8万票とらないと勝てない計算。「ビラ配りもできないマンションも多く、働きかけにも限界がある。有権者は何を判断して投票先を決めるのか」(保守系市議)。各陣営は「風」の吹き方を探る。
   □  □
 「今までのどの選挙でも見たことがない人が大勢来ている」。23日午前に所沢駅西口であった小野塚氏の演説で、関係者がつぶやいた。「どぶ板選挙」では実感できなかった「風」が「見えた」ようで、表情は明るい。

 一方の柴山氏陣営。公示日の出陣式には所沢市の斎藤博・前市長が出席し、「自民への逆風はみんなの努力で必ず止まる」と檄(げき)を飛ばした。あいさつする関係者らも「厳しい風に負けずに勝利を」などと強調した。
   □  □
 所沢の自民組織は国政より先に流動化が始まっていた。

 03年の衆院選で当選者を含む大量の公選法違反逮捕者を出し、それまで「どぶ板選挙」を担っていた人たちは事件の影響で離れてしまったという。

 柴山氏は事件を受けた補選に党公募で立候補。東京・池袋駅前で演説するなどの「埼玉都民」への訴えが成功して初当選し、「郵政選挙」でも次点に約4万票差をつけた。しかし、自民は07年の所沢市長選では候補を擁立できずに不戦敗。民主公認の市長誕生を許した。

 こうした中、民主は足腰を強化しつつ、公募の小野塚氏を8区に擁立。小野塚氏は「2年間で選挙区内の14万~15万軒。オートロック方式のマンション以外の世帯は、ほとんど回った」と話す。【内田達也】
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 ◇8区(4)=所沢市、三芳町、ふじみ野市(旧大井町)
小野塚勝俊氏(37)民新
柴山昌彦氏 (43)自前<2>
塩川鉄也氏 (47)共前<3>
桜沢正顕氏 (40)諸新
 届け出順。<>は当選回数
毎日新聞 2009年8月26日 地方版
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4年間で住民の4割が移動するという。

予想や予測が難しい地区である。

だからこそ

しがらみの無い候補が

だるまへの目を入れやすいのであろう。

台風並みの風が吹くか否かであろう。


こうした風の大元は

「不安」である。

毎日の全国版にこれが載っていた。

**********「毎日新聞」***************
  くらしと政治:’09衆院選/6止 貧困・格差

 ◇規制緩和の犠牲に
 ◇仕事評価されても派遣切り/地方は人も収入も減った
 滋賀県に住む洋介さん(33)=仮名=は今年3月、5年半勤めた工場で派遣切りにあった。妻(31)と長男(4)、次男(1)の4人暮らし。5年前に建てた住宅のローンが月5万円、医療保険が1万8000円……。約20万円の失業手当では家計はまかなえない。わずかな蓄えを取り崩してしのいでいる。

 正社員と同じ仕事をした。評価され、子会社の正社員に誘われたこともある。時給制で、残業すれば正社員より給与が多く、貧困とは無縁のはずだった。「誇りを持って働いたのに『派遣』というだけで簡単に切られるなんて……」

 05年衆院選は、小泉純一郎首相(当時)が信用できず、民主党に投票した。07年3月、製造業への派遣期間が最長3年に延び、セーフティーネットが不十分なまま、派遣労働者が急増した。「生活を守るビジョンのないまま規制緩和を続けた。自公政権はあまりに政策のバランスが悪い」

 民主党が掲げる子ども手当があれば、年金生活の親に出してもらっている長男の幼稚園代はまかなえる。しかし、それで問題は解決しない。「自分に仕事がなければ家族の生活は成り立たない」からだ。

 7月からコンピュータープログラミングの職業訓練を受けている。目標は技術開発系の職に就くこと。訓練期間は今年いっぱいだ。

 「職に就けなかったら」との不安と、「経験を積み、いつか独立できたら」という夢が交錯する。政権交代が現実味を帯びる衆院選。「何かが変わる」との期待を抱かずにはいられない。
 ◇  ◇
 「仲間と話すのは活気があったころの思い出と、いまの瀕死(ひんし)状態の不安ばかり」。岡山県真庭市で100年以上続く菓子卸売業「妹島(せじま)商店」の4代目社長、妹島弘和さん(49)は、郷里に少しは光が差さないものかと思案する。

 年商は約20年前に3億円、10年前も1億5000万円あったが、現在は1億円を割り込む。社員5人の給料を払えるのかと、月末のたびにイライラする。

 自民党支持で、党費を納めているが、最近は冷めている。転機は05年衆院選。「郵政民営化の賛否だけ問うて勝って、すべての信任を得てしまった。地方は切り捨て、規制緩和で潤ったのは都市の大企業だけだ」

 やり切れないのは地元に働く場が少ないこと。工場誘致しても、不景気になればすぐに雇用調整だ。「政治はウソをついたらいかん。目先のばらまきもいらん。地方をどうするのか、はっきりとビジョンを示してほしい」【小林多美子、鶴谷真】=おわり
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 ■私も一言
 ◇東京都・男性50代
 4月に生活保護世帯の母子加算を廃止したばかりなのに、マンガの殿堂にほぼ同額の予算を入れるのは腹立たしい。議員の定数・年収を減らせ
 ◇京都府・男性30代
 宗教法人の嘱託職員だったが、うつ病発症で雇い止めになり、生活費や医療費にも困る日々。子どもも生まれたばかりで、どうしたらいいのか
 ◇宮崎県・男性20代
 呉服業の後継ぎで実家に戻り3年。目に映るのは日本のものづくりの追い込まれた現場だ。多くの業界の仲間がご飯が食べられる世界を目指す
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 ■貧困・格差に関する主な動き
04年10月 生活保護受給世帯が100万世帯を超える
06年 4月 70歳以上を対象に生活保護に一定額を上乗せする老齢加算を全廃
07年11月 地域別最低賃金を安全網として義務化し最低賃金水準が生活保護費を下回る状況を解消する改正最低賃金法が成立
  〃    働いても生活ができない「ワーキングプア」が流行語大賞の候補語にノミネートされる
09年 4月 ひとり親家庭の生活保護に一定額を上乗せする母子加算を全廃
  〃    生活保護受給世帯が120万世帯を超える
  〃    08年度の企業倒産件数が前年度比12.3%増の1万6146件に急増(東京商工リサーチ調査)
 毎日新聞 2009年8月26日 東京朝刊
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 産業が外需依存している限り

産業構造をかえないと

経済の再生は難しい。

 

300だの320だのと

浮かれているのは

ちゃんちゃらおかしい!

 

現実は厳しい!

夢を与えるのが

政治ではないのか?

 

もし

今より少しでも

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ということで

このエントリィは撤収です。

ジニ係数という

統計上の指数がありますが

それも

かなり厳しいのが現状です。

 

未明UPのネタはありますが

気力がありません。

 

早起きできたらUPします。

では

最後までお読みいただき

深く感謝いたします。


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