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ひとり旅

 夫が逝って、本当の一人旅。
つれづれなるままに何かを書きとめながらの一人旅をしています。
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パウエル氏が黒人の立候補を喜ぶ

2008年02月14日 09時45分01秒 | Weblog
 パウエル元国防長官の声を暫く振りに聞いた。ブッシュ政権で、発言する彼の態度は、真摯で説得力をもつものであったから、黒人議員であることを意識しないでしまっていた。その態度には過激さは無いが強いものであった。そこにライスさんが現れたとき、やっぱりアメリカは寛大だと思い、アメリカの民主主義は本物なのだなと思ったりもした。
 反面アメリカを震撼とさせる「黒人排斥運動」は根をはっているという現実が存在している。
 アメリカ大統領候補のオバマ氏の勢力は、クリントンさんを凌ぎ次期大統領の可能性を広げている。彼の演説は具体的でないことが多いが、黒人や若い世代そして婦人方の注意を引くカリスマ性に満ちている。彼の詩の朗読した DVDはグラミー賞を得たり、運命は上昇中であったりする。
 パウエル氏は彼の選挙活動について聞かれて、
 「黒人がこのようにどうどうと大統領として立候補できることは喜ばしいことだ」 
 とゆうコメントに留めた。アナウンサーは、パウエル氏もかつては大統領に立候補しようと試みたが、他の人々に不適切であるととか、時期尚早だとか言われて、立候補することを諦めた経緯を付け加えていた。
 2,3日前、イギリスのノーベル賞者は、彼が大統領になれば、暗殺されるであろう。今度はヒラリー氏が大統領になる方が望ましいと発言した。
 私は、何年も前になるが、歯医者さんの待合室で読んだ雑誌の次の内容の記事をちらちらと思い起こすことがある。
 「アメリカは崩落する。近い未来に起こることだ。それは、黒人が大統領になる時である」
 黒人が何のわけもなく暴力をふられて殺されている現在のアメリカにおいてありうることだと思いながら読んだのであるがーーー。

 それにしても、オバマ氏は、ヒラリーさんの勢力範囲も飲み込んでしまう勢いだ。自己主張の強いアメリカ人は、この勢いを積極的に広げる活動をし、選挙資金をも投じている。そして、ケネディ一議員が片棒を担いでいるのだから、いよいよその勢いをましているのだ。

 今、この時点で、アメリカは,オバマ氏の全てを理解し直して、理性を持って賛成し、選択する必要があるのではないかと思う。「アメリカを再生し、変えるのはあなたです」という耳に心地よく響く言葉に引かれて、「彼なら何かしてくれるかもしれない」と国民は支持する。この点に私は物足りなさを感じているから。 


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