uncolored wind

私に吹く風
アートとモノづくり

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2015-08-10 07:05:43 | 日記
書き込みは、もっぱらSNSの方になっています。
ご容赦ください。

忘れていたこと

2014-09-18 23:21:29 | インポート
忘れていたこと
今日は第六感が冴えていた。 元気そうな子どもが震えて見えた。そして、自分から孤立する人。まるで昔の私のよう。 私も空元気だけれど、笑顔で元気を分けた。彼は集団の中へ戻っていった。

親に「お前は要らない」「こっちを見るな」って言われた多感な時期。もう生きている意味もわからなくなって、いつでも終わらせられる準備をした。 そんな時に亡くなった子どもに泣き崩れる両親のテレビを見た。「ああ、こんなに愛されている命が消えていくのに、私が生きているのが申し訳ない」と思った。死ぬのはいつでもできる。でも、愛情を乞う人があれば、私で何とかなるのであればそのために行きようと思った14才。 あまり身近な存在ではなかった母と20年過ごした。最後まで私の好物や嫌いな食べ物にも気付かずに、彼女は幸せだと言ってくれた。仕事も「私の生きる意味」を確かめていけるものに就いた。ここ数年、一人で居ることが無かったから、感覚も鈍って、すっかり命根性も強くなってた。でも、私のことなど無条件で必要とする人など無い。忘れていた。一人でたたずむことの強さ。これが必要なこと。


2014!

2014-01-01 08:02:52 | インポート
2014!
明けましておめでとうございます!

岩見沢は穏やかな2014年を迎えました。 日の出時刻は雲が立ち込めてましたが、みるみる晴れてとてもよい天気です。 冬にはあまり吹かない方角からの風です。 答えは風に吹かれている!? 今年も「無力」にならぬよう、何かしら「創造」していきたいな。 どうぞよろしくお願いします。

皆さまにとって、幸多き年となりますように…


語る会50回!

2013-11-16 08:51:52 | 授業実践
語る会50回!

語る会50回!

語る会50回!

語る会50回!

スクワット50回も苦しいのに、もう50回の語る会。
空知美術教育研究会 「50周年記念 全空知子どもの作品を語る会 美唄茶志内小大会」。
ここまで辿り着けたのが奇跡のよう。
春はどう足掻いても見通しが立たず、リタイアしている自分しかイメージができなかった。
でも辿り着けた。ということは…程よくやり過ごしてしまった!?と反省。
出前図工室も担当させてもらい、中学生を担任の先生に引率していただいて授業。凄い集中力で、「ああしたい・こうしたい」と価値を盛り込んでいく。たくさんの方々が参観してくださって、保護者も。そして、6校時にもなるとざわつく子どもたちも、その日の午後は最後まで落ち着いて生活できていたと。担任の先生が、いつもとは違う子どもたちの熱心さに触れて、たくさん写真を撮っていてくれたよ。本当にありがたい。

速報は他の方に委ねた。
頼んだ方のセンスが抜群で、人選はジャストミート。
10号まで発行は素晴らし過ぎる。
子どもたちも良かった。
彼らが最高に楽しんでくれた。
それが何より。
昨日は空間に魔法をかけた空美。
アプローチから最高。
子どもの作品を「語る会」も2部に分けて実施。
ちゃんとしきってくれるガイドには、方向をゆだねる安心感あり。
いい加減は良くない。
お昼は美唄名物とりめしと焼き鳥。
そして、保護者お手製の漬物。 題材屋台もよろず屋さんも、ギャラリーくうびもすべてが良かった。
我が校から生徒を引率してくれた仲間にも記念のマグカップいただいた。
あー、たくさんあって書ききれず。 後は広報で。
子どもたちや参観保護者・送り出してくれた仲間・業者の方々…感謝感謝の今日。
そして、やっぱりお会いしてお話聞いていただくだけで、心のアンプルになってくれるOBOGのみなさんにも大感謝。
さあ、次は会報と記念誌発行に、全国の準備。




多くの方に読んでほしい

2013-11-16 08:48:05 | 本と雑誌
多くの方に読んでほしい
先週、「いわなび」フェス開催。
女川町物販ブースに足を運びました。
女川町のかあさん・とうさんが生きるために思いを込めた手作り作品を購入しました。
ものを生み出す行為は、存在を刻むこと。
子どももおとなも。

そして、女川町の方から…と1冊の書籍を手渡されました。
ブース担当している方は、「女川町」をいつも真剣に届けてくださる。彼女から気持ちを受け取ったはずの人が、粗雑に機械的に「作業・処理」してしまうことも多い。
余裕の無い社会の何というセンスの無さか…。
私はそんな歯車の一つに成り下がっていないかと、省みながら受け取らせていただいた。
私たちには「子どもの今」に向き合いつづける責任がある。
2年半、自分のこととしてどれだけ寄り添えただろう。
朝からページをめくる。
子どもたちの作文・俳句・絵画・写真が詰まっていて、校長・教頭・教職員…の手記が所々に添えられた、「3月11日と今」が伝わる。
私は、あの時、午前中に終えた卒業式の祝賀会中。
子どもと保護者と共に、あまりにも幸せな時間を過ごし、テレビ画面で地獄を目にした。言葉も出せずに、泣いた。
でも、本を読んで…。
涙が止まらない私は、何て弱いのだろう。

読んで、どこよりも希望がある女川町を感じてほしい。