連休ということで南京へ行ってきました。
行かないほうがいいよ、危ないよ。と、とめる人もいたけど
でも行ってよかった。
今でも詳しいことは闇の中であやふやなままの実態。
言えるのはここで起きた日本人による虐殺という事実。
消えることのない影だ。
それでも街並みは美しく、
中山陵の上から眺めた景色はたおやかな雰囲気を醸していた。
周囲の山々は全てを受容するようだった。
長い歴史の間ずっとこうして人々の生活を見守っているのだろう。
我是日本人。
この言葉を言うことに、
いつもより少し怯んでいた自分がいたので
自分自身もどこか怖れていたのかもしれない。
それでも 少なくとも私が今回の旅行であった人たちは
とても友好的に振舞ってくれた。
罪と人は別だよ。と言ってくれた人もいた。
過去は褪せることはあっても消えることはないけど、
未来は 過去に決め付けられるものではないんだな。
おこがましいかもしれないけど、そんな事を思った。
いつだってそう。
過去でも未来でもない時間にしか私たちは存在できない。
自分たちで築いていかなければ、何も進まない。
どんなに社会が速く動いても、
相も変わらず1日に太陽は1つずつ送られてくる毎日だ。
焦らず
1日ずつ充実した過去を作っていこう。