スズメ目 ホオジロ科 Emberiza elegans
柏崎の秋のホオジロの仲間の渡りはカシラダカ、アオジ、オオジュリンの3種が中心です。これに続くのがホオジロで、次はホオアカです。ホオアカは前の4種よりは極端に少ないです。さらに少なく珍しいのがこのミヤマホオジロです。山野を注意深く歩いているとこの鳥に出会うことがあります。
10月の中旬頃から雪が降る頃まで、柏崎の林道を歩いていると両端の草はらからホオジロの仲間が飛び出すことがあります。飛び出した鳥がそのまま樹上に向かい止まったらカシラダカのことが多いです。草はらから草はらへ飛んでいくのはアオジです。ホオジロやホオアカは草はらに行ったり樹上に行ったりしますが、高い草はらが多いようです。オオジュリンはアシ原で生きていく鳥であり、他のホオジロの仲間のような林野には来ません。このミヤマホオジロは神様から黄色という他のホオジロの仲間とは違う目立った色彩を貰っていながら割と地味に動きます。目立つような樹上には止まらないで低木の中に飛び込むことが多いです。1~数羽くらいが多く、大きな群れを見たことはありません。前出のとおり黄色の割りには目立たないことから見逃されていた可能性は高いと思います。
(撮影日は総て(2016.11.02))
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