ちいさなさえずり

柏崎と刈羽の現在の鳥を柏崎の人が柏崎から発信していく。

セグロカモメ

2017-03-31 04:34:17 | 鳥多与里

 チドリ目  カモメ科  Larus argentatus 

 柏崎に渡って来るカモメの仲間では少数派です。一番多いのがウミネコで、次がオオセグロカモメです。3番目がこのセグロカモメですが、カモメとその数を争います。しかし、オオセグロカモメの1/10くらいの数です。ほぼ同大の数10羽のオオセグロカモメの中に数羽いたらいいほうです。(2016-2017)の冬は、カモメが例年より多く見られていますので、数は4番手になっています。真冬は特に数が少ないです。3月の北への渡去時は、少し数を増やしますので、冬鳥というよりは春秋の渡り通過種なのかもしれません。半世紀前は、セグロカモメの方が数が多く、稀なオオセグロカモメを見ると喜んだものですが、最近はセグロカモメがいたらラッキーな日になります。

 柏崎港で、ウミネコが中心のカモメ群の中に頭ひとつ飛びぬけた大型カモメがいたら、多くはオオセグロカモメで、その中に翼が薄い大型カモメがいたらセグロカモメです。しかし、この仲間の成鳥羽は、このように薄い翼の色で識別はできますが、亜成鳥や若鳥、幼鳥は識別の判断に迷うことが多いです。

 

 現在は、週2回ページでアップしていますが、新年度より5日に1回とします。次回は、4月5日の予定です。

 

(2016.12.18)左側奥の1羽

 

(2016.11.28)

 

(2016.11.28)

 


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