虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

登録はつづく‥

2011-01-21 13:01:26 | 南ア-学校-
今日は児童登録の話。

以前にも書いたように、
南アの学校は、登録制。

登録には、IDカード(学校によっては授業料の納付)が必要です。

私の巡回先の学校は、
スワジランドとの国境沿いの街。

モザンビークもさほど離れていないため、
結構な割合で、外国からの移民の親子がいます。

南ア政府は、基本的に移民の受け入れの方針を出しているため、
(国によっては制限や強制送還をしていますが)
近年増える一方の印象を受けます。

スワジランドで職を失った人が
南アに来て、新たな職を探すということがかなりあります。
(仕事は南アにもないんですがね。見つかれば所得水準の高い南アの方がいいということでしょう。)

さて、そこで必要となるのが、
先ほど言った、IDカード。

このカードを手に入れるのが大変。

両親が健在でも
子どものIDカードを申請いていないケースがかなりあり、
申請からGETするまでに約3ヶ月はかかるようです。

そのため、Department of Home Affairs(家庭省)は、
いつも超満員。

また両親が外国人移民の場合は、
さらに申請の認可が難しく時間がかかるそうです。

その間、子どもたちが南アの学校で教育を受けられるかが
かなり難しい判断になるのは、容易に想像がつきますよね?

朝の職員会議で受け入れの話がかなり議論されていました。

さて、話がだんだんマニアックになってきました。



この日も、
スワジランドの首都ムハバネからの
母子家庭の親子がやってきました。
(写真の左側)

受け入れに際して、
校長先生から学校のきまりを直接伝授されています。
(写真の右側)

このような受け入れ(登録)のバタバタがしばらく続きそうです。

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