今年の桜は開花も散るのも初めて経験すような速さでした。昨日の午後は子犬の散歩で公
園を歩いていると突然パラパラと雨粒が落ちてきて、突風が吹き、桜吹雪となりました。桜吹
雪のうっすらした白い幕の向こう側の木立からウグイスの鳴き声が渡ってきて、なにやら舞台
の一幕を目前にしているような感じでした。
ところで買い物でスーパーに寄るとやはり消費税の3パーセント増の影響は気持ちをわびし
くせますね。「鮭切り身超薄くなり花見頃」の感じです。芭蕉の弟子の森川許六の句に「十団子
も小粒になりぬ秋の風」を昔教室で味わったのを思い出します。
写真上が鶴ヶ島市・太田ヶ谷の運動公園、下が川越市・御伊勢崎公園です。