針結び器の細いハリスのヨレをなくす。

今年から奈良の上津ダムへワカサギ釣りに通う中、当初は市販の仕掛けを使ってるいましたが自分で作成するようにしました。
回が重なると費用がかさむのと疑似(キラキラ)効果の確認にバラの針を購入した事・想う仕掛けを作りかったからです。
上津ダムではワカサギが居るが食いが悪く渋い状態が続いています。その為に出来るだけ細いハリスを使いたい所ですが、
手持ちの針結び器(National BH-710　細いハリスではヨレの問題が有ったので眠っていました。)で
02のハリスを結ぶとハリスに癖が付いてクチャクチャに。03のハリスでは少し癖が残りました。
この針結び器は１０年以上も前に購入したもので、新しい細糸用ではどの程度か判りません。

この為に当初は手で結んでいましたが、目が見えない・指が動かない、時間が掛かってドウショウもない状態に。
今回、この問題にチャレンジです。
まずハリスがヨレる原因ですが、
　　①ハリスを巻く時に強く巻き過ぎて、ハリスを最後に引き抜く際にハリスを強く引かないといけない。
　　　この時にハリスが伸びてヨレてしまう。
　　②ハリスは押さえバネで一時的に押さえられていますが、
　　　押さえられながらハリスを引き抜く際に押さえ部分でハリスが局部的に力がかかって癖が付く。
①はハリスの巻き始め、②はハリスの引き抜き側を押えている事で発生しています。
そこで、

①は、ハリスの巻き始めは金属板とバネで押えたプラスチックで押えていますが、金属版に布を貼り付けてプラスチックのバネの力を布で受けるようにして糸を押える力を弱めました。
ハリスを巻く際には、ここでハリスが滑って針に巻く力を逃がしています。
②は、押さえバネを外して、替わりに引き抜き側のハリスは引き抜くまで指で押えるようにしました。
　黄色い回転板と黒い固定具を外した所です。
円の真ん中に入っていた押さえバネを外しました。
この事で、①による引っ張りは弱くなり、②の癖はなくなりました。
替わりに、針結び器で結んだ後に結び目を整えて締め付ける必要は有ります。

この事でハリスのヨレはなくなりました。

そして、同時に釣用のラジオペンチ(ホームセンターでの安い物)の先端をヤスリで整備。
(先端の挟む部分を平たくしてハリスが痛まないように角を丸くしました。)
下の黒い布はハリスが見易いように。
これで仕掛作りが楽しくなりました。
そして仕掛けは想うままに。
魚を想うように釣れる<？>ように。
色んなチャレンジが出来ます。
そしてワカサギ仕掛けは７本針で100円程度の材料費でOK。