ストラバイトSOS!

愛犬・愛猫の尿の中にキラキラ光る粒々(ストラバイト)が見えたらSOSです。尿のpHチェックに特許pHスティックをどうぞ!

ジューイ(36) 完結(娘が会社を作ってくれました)

2009年03月06日 07時41分20秒 | 犬・猫
 
 ヤフーブログ(ジューイ(35)「アレ」のこと:2008/12/21発行)で獣医師をナメルナよとの小論を完了した心算でおりましたが、今回のこれ(36)を以て、今度こそ本当に最後の完結編とさせていただきます。
 ヤフーストアーの開店を待ってから、ご挨拶をさせていただく予定でおりました。が、諸手続など意外と準備に時間がかかり4月中旬頃に開店予定とのことですので、とりあえず会社設立のご挨拶をさせていただきます。
 不肖、私ことDr.中島健次(獣医師/技術士/東大農学博士)は老化の進行著しく、かねてより特許pHスティックの製造・販売を長女・梨本佳与に委ねておりましたが、このたび株式会社ペーハースティック(代表取締役 梨本佳与)の設立を機に、全業務から完全に引退させていただきます。
 以後、特許pHスティックご発注に際しましては、何卒、株式会社ペーハースティックにお願い申し上げます。
 まだ、ヤフーストアーが開店しておりませんので、恐れ入りますが、ご面倒でも下記銀行へ代金前払いにてご発注くださいますよう、お願い申し上げます(リピーターの皆様が郵便振替で済むように、送金システムを整えつつあります)。
 三菱東京UFJ銀行 野方(のがた)支店 普通 口座番号0013996
 株式会社ペーハースティック(代表取締役 梨本佳与)

 私の過去は百戦して3勝97敗、挫折・失敗だらけの不如意な人生でしたが、老い先短いシニア(死近)になって、今までの負けを一挙に挽回するような嬉しい出来事に恵まれました。
 私の発明した「特許pHスティック」を将来の見込みありと娘(梨本佳与)が評価し、本格的に事業化するため株式会社を設立してくれたのです。こんなに嬉しくありがたいことはありません。この一事を以て、私の人生は失敗じゃなくなりました。
 かつて私が東京大学農学部水産学科の研究生だったとき、教官も学生たちも最高の目標は自分の銅像が農学部玄関に置かれることでした。でも、私は銅像なんかに関心がなく、別のことに憧れておりました。
 真円真珠の養殖技術を発明した御木本幸吉氏のように、クルマエビ養殖技術を発明した藤永元作氏のように、自分の発明した新技術で特許を取り、孫子の代まで繁栄する会社を作った先人たちを心から尊敬し、羨ましく思っていたのです。
 かろうじて私もpH試験紙の乾燥遅延技術を発明して特許を取り、「pHスティック」という実用的な製品を開発するところまでは出来ました。だが、それまで。根っからの職人(技術者)である私は、犬や猫の「ストラバイトの運動療法」を普及させ、ストラバイトというコトバを死語にせんとする啓蒙活動の方が面白かったのです。
 そのため、pHスティックで儲けようとする気がなく、宣伝や販売促進などの努力をなおざりにしておりました。それが私の器量であり、限界だと諦めておりました。
 ところが、思いがけず親孝行な娘が老父のできなかったことを断行してくれたのです。親の私にできなかった株式会社設立をやってくれたのです。お陰で、私も尊敬する御木本翁や藤永翁の後塵を拝せるようになれそうです。
 pHスティックの発明は、2001/10/10に特許庁に出願して特許されていますので、20年後の2021年10月まで特許権が国家に守られています。特許権が切れたら誰でも類似の同効品を製造できますが、そうそう簡単にマネできないように、細部の要所要所に郵便局で公印を打刻してもらった「著作権登録」で模倣防護をしてあります。
 また、「株式会社ペーハースティック」の商号は強力な商権になり、特許切れを狙って後続しようとしても、pHスティックという商品名を使いにくいはずです。
 それと、ストラバイトの犬・猫の飼い主さんは約52万人ですが、人間にまで視野を向ければ、糖尿病患者600万人、痛風(高尿酸血症)患者150万人、リウマチ患者100万人にも、さらには児童たちの虫歯予防のための唾液検査にも、特許pHスティックの販路は拡がることでしょう。
 今は幼稚園の孫たちが、長じた後、株式会社ペーハースティックの存続・繁栄に関心を持ってくれると嬉しいのですが…。