長らく更新しないので友人から「生きているか」と電話がありました。
いろいろありまして、暫く更新しないままでした。
さて、六十代も後半になり、相続がらみの仕事が増えてきました。
若いころは高年齢になっても仕事があるのか心配していましたが
不思議なもので、同い年くらいの人からの依頼があります。
築90年超の古家のリフォーム提案を工務店から依頼されましたが
相続・譲渡の難しさを感じる出来事がありました。
4人兄弟の末っ子夫婦が、ご両親と同居され、両親の世話
最後の看取りまでされました。兄弟間にて遺産相続の話し合いで
親の面倒を看てもらった感謝の気持ちとして、末っ子夫婦が
親の家・土地を相続することになりました。
上の兄弟達は敷地の形が悪いし、古く使い勝手の悪い家だから
価値を低く考えていたようです。
工務店を経由して私にリフォームプランの要請がありました。
何度も現地調査に伺い、床下から屋根裏までしらべました。
誰も思いつかなかった盲点を見つけ、暗い部屋に光が入り、風が抜ける
提案プランを見た、末っ子夫婦さんが大変喜びました。
ここまでは良かったのですが、上の兄弟への報告として
リフォーム案を見せたところ、価値の無いものだと思っていたものが
宝物に変身したように思えたのか、兄の配偶者、子供から焼きもちの
ような感情も生まれ、相続の再交渉になってしまいました。
金銭的な調整を求められているそうですが、未だに結論が出ません。
工務店の情報では、仕事は流れそうです。
このほかにも、似たようなケースの仕事があり
ショックでやる気をなくして、休んでおりました。
不定期ですが、気が向いたら、また更新しようと思います。