弟子「心が苦しいのです ダルマ「では、その苦しみをここに・・唱元

弟子「心が苦しいのです　ダルマ「では、その苦しみをここに出してみよ」弟子「心のどこを探してみてもみつかりません」ダリマ「ではもう問題は解決したではないか」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　92年8月エンジョーより・唱元

ふと立ち止まる
朝の柔らかい陽射し　屋根の上で猫が　気持ちよさそうに　寝そべっている
その近くの駅を出る電車　通勤タイムで乗客はぎゅうぎゅうづめ
眉をしかめ不快とあきらめを　ミックスさせて・・・

戦争がなくなると　あっという間に人は増えて　地球の緑は半減し　
腐らないゴミは溢れ　空気はにごり　酸性の雨は降り　
それでも人々はもっと　もっと多くと　ただ明日のために　ひた走る　
もっと良い学校へ　もっと良い会社へ　もっと良い地位へ　
常に次の目標のために　今の身を摩り減らし　今の心を痛めつける　

そこでお勧めしたいのは　ふと　
立ち止まること　路傍の花に見入ること　
　　　　　　　並木の木々に見入ること　
　　　遠くの山　流れる雲に見入ること　
そしてゆったりと　深い息を吐くこと　
すると突然　緑が途方もない明るさで　輝きだすのです
あの見慣れた日常の風景が　まったく新鮮な世界として　生まれ変わるのです　
この時　あなたにとって　初めての　創造に人生が始まります

心が苦しいのです　では、その苦しみをここに出してみよ　
心のどこを探してみてもみつかりません・・

目に見えない　こころ　めにみえる　めのまえにこのまえに・・
こころ　かたはなし・・

早朝の　何と綺麗な　月　星が　わたしに　輝きを　放っている　いまいかされて
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