ケメコ通信ブログ版Ⅲ

みなみ西陣のおっさんのひとりごと

2007年7月が過ぎて行きます。

2007-07-31 06:49:23 | D‐ジェネ スペシャル
「負けたら辞める!」「負けても辞めない!」

「私を選ぶか、あちらを選ぶかというセンキョです!」
そして極めつけは
「美しい国づくりについては、基本的には国民にもご理解をいただいている」

どうやったらこんな身勝手な考え方ができるんでしょうねぇ。
先日うちの学生さんがちょっとした失敗をメチャクチャ怒られて
ものすごく落ち込んでいましたが彼らに聞かせてやりたいですね。

これだけの「ノー」を突きつけられてもどうして
平気で「ご理解いただいている」って言えるのか。
それを周りのセンセー方は誰も文句をつけずに黙って聞いている。

アベシンゾーさんもぼくもいわゆる戦後生まれです。
アベさんの言うところの「戦後レジーム」とかいうワケノワカラナイ時代でしょうか。
でもぼくには機動隊に殴り飛ばされ安全靴で息がすえないほど蹴られたことがあります。

あの時代にセクト同士の激しい斗いに巻き込まれたことも何度もあります。
敵のセクトに捕まって地下室に連れ込まれ肋骨を折られながら
本当にこれで殺されるのかと覚悟したこともありました。

仲間の女子学生が思い出すのもいやなほど
とてもひどい性的暴行を受けてボロギレのように交差点に捨てられていたのを
泣きながら仲間と抱き上げたこともあります。

多くの仲間が自らの命を絶ったと当時の噂に聞きました。
失意のどん底の中で生まれたこの国に失望して
故郷を棄て海外に逃亡していった仲間も多くいました。

当時の仲間が今どうしているのかはまったく分かりません。
当時の「ベ平連」のデモでどこのセクトにも入れないひとのための
「どこにも入れない連合」というデモ隊をつくったことがあります。

名前も連絡先も名乗らないほんとうに市民だけが肩書きの人びとです。
「ベトナムに平和を市民連合」なのです。決して国民ではありません。
ヨシモトリューメー(吉本隆明)曰く「国家は概念なんですよ!」

いかん!いかん!ちょっと熱くなってしまいました。
でもオダマコトっていうのはそういう時代を超えて
ぼくにとっては現在もこころのどこかに存在がありました。

そしてこれからも彼の存在はすくなくともぼくの中にはあり続けます。
アベシンゾーさんの心にはなにがあるんでしょう。
アカギのおぼっちゃまにはなにもないんでしょうね。

7月が終わります。
2007年7月が過ぎて行きます。
今日の青空がまぶしく光ります。

さっ!明日から8月!
今年のカレンダーも残り5枚です。
元気で夏を過ごしましょ!

今日のケメコ通信ブログ版の写真は「2007年7月の最後の日のひまわり①~⑤」です。

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