そんな夜にオダマコトが逝くなんて

嵐のような大風が吹き抜けた昨晩、オダマコトが死んだ。

学生のときに遊び半分で参加した「べ平連」の活動のときに
会ったことがあるエネルギッシュな大阪弁のおっちゃんだった。
小田　実　享年75歳。冥福を祈ります。

民主党は勝ちすぎですよねぇ。
今もう一度選挙をしたらこれほど民主党が勝つでしょうか。
2年前の9・11のときだってコイズミ自民にこれだけ入れたら
アカン！やろって思いませんでした？

いつも思うのですが予備選挙を２、３回くらいリハーサルをやって
本選挙をやればいいのにねぇ。
民主はきっとこれで国民から絶大なる信任を受けたってハシャグんでしょうねぇ

でもねぇたった半分強の人からの信任なんですよ。
昨日の参院選の投票率（選挙区）は58.64％。
前回の2004年の56.57％を上回ったとはいえ半分強です。

国会議員のセンセーにとっては大変なんでしょうね。
移り気で、勝手気ままな有権者の心をつかむことは。
でもそれがあたりまえ。

もう画一的なみんなと同じものを欲しがる生活者なんてどこにもいません。
あの人が買ったから私も買う。私も欲しいなんて誰もいません。
あなたがあの党に投票するからぼくも投票するなんていません。

みんなが投票した一票にはみなさんのそれぞれの思惑がコモっています。
それを政党はちゃんとくみ上げることができるのでしょうか。
選挙が終わればあんなに握手した一人ひとりの生活者の顔なんて
すぐに忘れてしまうんですよね。ダイタイ憶えてもいないか。

まっ！なににしろ！ぼくは変化しないことがダイキライ！
過去の延長線上に明日なんてつくりたくない！
変化大好きおやじですからこれからどうなるか楽しみです。

いろんな変化が見えてくる。
変化の「見える化」への明日です。
そんな夜にオダマコトが逝くなんて。

今日のケメコ通信ブログ版の写真は「夕陽の向こうに①～④」です。